腰痛の若者たち | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候


 

私が若かりし頃、周りの友人にそんなに腰痛の人もいなかったし、そんなに腰痛情報も無かったし、母親が腰痛いから踏んでくれみたいな関わりが腰痛との最初の出会いみたいな感じだった。

 

しかし、統計を取り続けて以来、腰痛患者は増え続けているそうですが、最近、更に確かに増えて治らなくなっている若者が多そうに感じました。

 

そして、私が若い頃よりも更に現在の若者は腰への負担を減らし、姿勢やバランスがとかを整えて、外的な手技療法や物理療法をしなければ治らないと深層心理に刷り込まれているんじゃないかなと思いましたね。

 

菊地臣一先生や、長谷川淳史先生の努力も虚しく、腰痛が治らない認識の人々が若者にまで深く浸透しているなと思いました。

 

重いものなんて持ったら腰痛くなるでみたいに言う若者が多そうですし、それを信じて疑わない若者だらけになっていそうです。

私が若い頃なんてそんなこと言う人は多数派では無かった気がしますが、現状は更に悪化してそうです。

 

運動器疾患で心理社会的因子と関わるものがあると言われて久しいですが、運動器疾患全般に筋力も心理社会も悲惨な未来が待ってそうです。

 

まだまだこれから整形外科は儲かりますね。

私は儲かっていませんが。


でも、こういう治らなくする間違った情報を、パラメディカルどころか、整形外科医、とりわけ脊椎外科医という専門家が拡散してるように思います。腰痛が治るより、己の銭と手技、手術の方が大切なのか?