機能的異常 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 

 

現代医療、西洋医学というものは器質的、解剖学的異常を発見し治療するのは得意だ。

昔は器質的変化が無いが症状が出る機能的異常と言われていたものでも、実は器質的解剖学的な異常があることもあった。

最近は検査も発展し、微細な器質的異常も指摘できるようになっている。

 

しかし、微細な器質的異常と思っていたものが、単なる加齢変化であったり、症状と相関が無かったりということも起こってきている。

 

では、機能的異常とは何でしょうか?

体は無事なのに、不具合を生じているということです。

ということは、使い方の問題ってことです。

 

食事、睡眠、運動習慣などが乱れているということです。

こういう機能異常も続けば器質的変化を起こすこともあるでしょうけど、当初はどれだけ軽微な異常所見も示さないことがあるということですが、現代医療、西洋医学はこういう異常は不得意です。

食べ過ぎ食べ無さ過ぎ、寝過ぎ寝無さ過ぎ、運動のやり過ぎやら無さ過ぎは原因不明ってことです。

異常が無いのになんでだろう?ってなるだけです。

 

ですから、機能異常を起こしている、検査で問題無いのにどこかおかしいって時は、どこかおかしいはずだと微細な器質的異常を探すんじゃなくて、生活を見直せば大体解決するのに、現代医療、西洋医学はその辺が不得意ということです。