晴れてよし曇りてもよし富士の山もとの姿は変わらざりけり | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候

 

 

山岡鉄舟が強い相手に真剣勝負に勝つために剣・禅・書を極め至った境地の歌だが、剣道の竹刀の練習では強くなれても真剣での殺し合いで力が出せないと殺されるという時に同じ気持ちで臨めるかって話だと思う。

そういう心持ち一つで命を失うかもしれないという幕末の武士ならではの境地かもしれない。

 

まあ、そこまで高い境地ではないかもしれないが、筋トレってスクワットで言えば座って立てばスクワットなわけですが、それをできるだけきつい運動にするために高重量を担いでってのはそれなりの緊張感があるが、緊張しすぎても力が出せない。

最高パワーを出すにはある程度精神のコントロールも必要だなと。

 

重り担いだだけで倒れて行く中高年の人なんて、きっと体だけじゃなくて心も全く鍛わってないんだろうなと。

まあ、そこまでの心のコントロールが必要な人は現代人にそういないでしょうけどね。

 

でも、本番で実力を発揮できるかどうかってのは、こういう鍛錬が必要だと思いますね。

本番の無い緩い人生を送っている人は、こういうのは無縁でしょうけど。

 

山岡鉄舟曰く、これを鍛錬するには自分が怖いことをやれってことみたいです。

高重量に臨むって多少の怖さはありますし、精神の高みを目指すのに筋トレは使えると思いますよ。