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スポーツ指導者が選手に暴力を振るうのがパワハラだなんだと話題になったりしていますが、高校野球の日程が選手潰しになっているとかいう話題もありますが、よく分かっていない子供たちによく分かってない指導者が過剰な練習を強いて潰すのもハラスメントだと思いますね。
パワハラ、セクハラなどの受け皿はかなり整備されてきているようなんですが、この過剰練習オーバーワークで潰されている子供たちの受け皿って無いんですよね。
外来していると、時々部活で傷めたって子が来るんですよね。
で、明らかにオーバーユースなわけです。
聞くと、周りの友達もあちこち傷めていると。
で、顧問の先生はちょっと成績の良い年とかあると、翌年はもっとやらせたら更に上に行けるんじゃないかと、戦略も計画も無く練習量や体への負担だけ増やしたら何とかなるみたいに考えていそうな場合が多いんですよね。
そして、選手たちは言われたらやらないといけないみたいに思っちゃうんですよね。
でも、これって私から言わせれば、ハラスメントですよ。いや、傷害罪ですよ。
しかし、こういう時に警察に言うほどでもないし、訴える先が無いんですよね。
一応、先生連れてきたら教えてあげるよって言うんですけどね。
スポーツ傷害だとスポーツドクターにかかればなんて来られる方がいますが、私みたいにやり過ぎだ、練習が悪いとか言うと、もちろんスポーツ指導者に嫌われますし、そんなとこ行くなみたいになっているのかな?
そういう選手が来たら、じゃあ、注射しよう、薬出そう、酷くなったら手術しよう、うちはそういうの好きな理学療法士がいるからフォーム見てもらおう、とかそういった誤った対処する整形外科の方がうけが良さそうだったりします。
なので、そういうスポーツハラスメントみたいなの訴え先作っても、利用する整形外科に選手は行かせてもらえないかもしれませんけどね。
指導者が選手を殴るみたいなのばかり悪質のように言われますが、きっちり選手の人間性を伸ばし、戦略的計画的に体力、競技力を伸ばし、悪いことする選手には鉄拳制裁する指導者の方が、そういう自分でも分かってなくて選手を潰す指導者より良いと思うけどな。
学生時代運動する子はやり過ぎてやらない子はやらなさ過ぎる運動の二極化の問題は言われていますが、対策が運動器検診じゃなくて、潰す指導者を減らすことの方が有効性のある対策だと思うけどな。
その受け皿、訴え先を作るべきよね。