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結構、多くのトレーニーの方が思っているのが、トレーニングした後は超回復をするために、休養、安静にした方が筋肉が発達するという機械論です。
しかし、絶対安静にすると筋力は1日0.5％ずつ低下すると言われていますし、老人で自宅でずっと座ったり寝たりしている人ほど生活習慣病で死にやすいとか言われています。
なので、ホメオスタシスをベースにした機械論的超回復理論では安静にしてストレスをかけないと回復しやすいなどと考えがちですが、私は日常生活程度の低強度の運動をやるのが人間にとっての定常状態であり、それ以上に安静や休養にこだわるのは廃用性萎縮という適応を誘発する行為になるんじゃないかなと。
要するに筋トレしてそれ以外は安静にするなんてのは、高血圧と低血圧の薬を飲んでいるみたいな感じで上げたいのか下げたいのか分からないような状態になり、筋力の向上を阻害するんじゃないかなと思っています。
ですから、私のところへ筋トレへ来られている方には、普段は安静にはしないように指示しています。
なので、超回復のために安静や休養を重要視するのは、ざんねんな筋トレと言えますね。