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マシンを作る時に、可変負荷がどうかかるかとかは物理のセンスの無い人に頼むと大変だなというのは実感していますが、トレーニングを指導していて、力を入れて抜いて、速く動かしてゆっくり動かしてってのが理解できない人も物理センスが無いのかなと。
速く動かしてゆっくり戻すと言われた時に、速くよりゆっくりの方が同じ距離を動かす時に時間がかかる。
なので速く動かすというのは時間が短くて、ゆっくり戻すのは時間をかけなければならない。
なら、速く動かすよりゆっくり戻る方が距離が同じなので時間がかかるはず。
しかし、これが分からないのに速くゆっくりが理解できるわけが無い。
うちのマシンは基本的にウェイトスタックは10㎏刻みのピンになっていて、上に5㎏、2.5㎏載せてもらって微調整してもらっている。
しかし、それでも力が弱くて2.5㎏刻みでは良い調整ができないという人は、0.6㎏刻みで足してもらっている。
その計算ができない方もいたりしますが、物理どころか数字のセンスが無いんでしょうね。
まあ、こんなこと言いながら、私も自分で設定間違うこと結構あったりしますが。
身体感覚だけじゃなくて、それが数理物理と関連して考えられる人って、意外と少ないのかもしれないなと。
でも、中学生くらいでみんなに体育と物理数学を絡めて教えれば、誰でも分かるようになるんじゃないかなと。
机上の数字だけで数学、物理学とかやってるから、余計に分からない人が多いのかも。
体を使いながら感覚と数字と物理を実感できる筋トレは、物理センスを磨く新たな教育ツールになるかもね。
もの作りも物理センスがいりますが、自分で運動することにも物理センスがある方が有利になる気がしています。