検査治療 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 

 

うちで、認知を変える治療や運動による治療を行っているが、やった後に診察と治療は?みたいに聞いてこられる方がおられる。

 

そういう方の診察と言うのはおそらく何か検査をしなければならないと思っているのだろう。問診と理学所見のみで診断したら、診察していないと思うのだろう。

そういう方の治療と言うのはおそらく何か薬を出したり、注射したり、手術したりが重要と思われているのだろう。

 

生活習慣からくる症状かどうかは、問診と診察所見でほぼ診断できるし、逆に問診や理学所見無しに検査所見だけで分からないことも多々あるし、検査異常が出たらある意味手遅れと言えるかもしれない。

また、他院で最近X線検査して何もないと言われた、変形と言われたという情報があれば、別にそれを疑う必要も無いし、余程別の何かを疑わない限り撮り直す必要も無いと私は思う(もちろん撮り直した方が撮影料はもらえるが)。

 

そもそも、検査というのは、排泄物の検査や超音波検査(、MRI検査?)以外は、ほぼ侵襲的だ。

体に悪いことをしなければならない。

なので治療も変わらないのに、痛い血の検査するとか将来のがんリスクが上がるかもしれないX線検査をするとか、嫌じゃないですか?

 

治療にしても、薬や注射や手術、どれも症状に対処しているだけで、根本的な治療になるものは皆無だ。

しかも、副作用やリスクがセットで付いてくる。

ほとんどの人の薬で治ったと言う場合、自然治癒かプラシーボ効果で治っていると思って間違いない。


なので、安全に根治を目指して、自分でできない認知の歪みの是正、生活習慣の改善のための運動を行なったりすると、何かしてくれないんですか?みたいな人がいます。


そういう考え方自体、認知が歪んでるんですけどね。それが治らない原因だったりします。

まあ、そういう自分では解決しようとせず他人に依存的な人だからこそ、そういう風になったとも言えますが。

 

前もって、私は画像検査や血液検査をして、投薬注射などを希望しますって言ってもらえると良いんですけどね。


それだけで終わった方が、私も医療ビジネスとしては助かりますし余分な労力をかけなくて済みますので(というか、通常の整形外科診療ってそんな感じのルーチンワークだけで楽と言えば楽だ)。

頑張った後に何もしてくれなかったとか言われると、本当に残念な思いをさせられますからね。

 

ということで、問診票変えてみた。