病気の治療≠健康法 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

ガンなどの大病をすると病気の治療に必死になる方がいますが、病気の治療というと効きそうでいろいろなものに飛びつく人が多い。

 

どんな状況であれ健康状態が良いに越したことは無い。健康な方が治癒力も上がるというものだ。

しかし、健康になることよりも病気の治療に集中する方が多い。

 

そもそも論で健康になることと病気を治療することは違う。

例えば、病気の治療で有名な薬や手術。

どんな薬でもどんな手術でも、現在健康な人を更に健康にするものは無い。

 

健康になろうと思うとやはりどこまでも可能性が高いのは生活習慣の改善だろう。

そこを疎かにして、いくら病気の治療をしても健康になれるとは思えない。

 

そのことに気付いていない人が世の中あまりにも多い気がする。

運動器を健康にすることをやっているのは、世界で当院だけだったりするくらいだから。

そりゃ運動器を健康にすることをやっているのですから、運動器疾患の治療をしようとしているところより結果は良いというわけです。