おバカ指導者 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

たまに無茶苦茶な練習させられて怪我した子達がうちの整形外科に来る。

 

京都でも2校の某クラブが酷いのを知っている。

 

指導者呼んでおいでと言っても連れてこないし、親もよう言わないと言う。

 

こういう、おバカ指導者が神や王様のように誰からも文句言われないでのさばる限り、スポーツ界に未来は無いだろうなと。

 

学生スポーツの練習で指導者による選手へのパワハラ、いじめって言われないですよね。

日大問題で始めて言われた悪質タックルですが、それだけじゃなく練習段階で根性論による暴力が行われている。

しかし、学生も指導者もお互いに勝つために頑張ってると思ってますからね。

学生はそりゃ未熟で分からないでしょうし、指導者の先生がまさかおバカだとは思えないんでしょうね。

 

やればやるだけ強くなると思っている。潰れるなんて全く考慮の外。

強くなることだけを目標にしているにしても、成果よりも稼働のみに価値を置いてしまっているビジネスとしてもいけてない思考回路の指導者。

こういうおバカ指導者もキストレを学べば、自分の愚かさに気付けると思うんだけどな。

 

何とかしても良いけど、学生本人がもういいみたいな感じなんですよね。

誘拐犯に好意をもってしまう被害者みたいな心境だろうか。

 

鍛えるとやり過ぎるは違うからね。

こういうおバカがいるから、私に価値が出るのかもしれないが。

 

学生スポーツで故障している君、周りの友達も同じように故障者がいるようなら、その先生の練習は間違ってるよ。ただのシゴキで君は強くなれないよ。

昔は強かった名門の練習だと思っている君、最近勝ててないのは指導者が間違った方向へ行き過ぎているからよ。君のせいに指導者はしているかもしれないけど、指導者も間違っているかもよ。

筋トレという練習を導入している君、毎回筋トレでパワーが上がって無くて同じシゴキをやらされ続けているなら、その筋トレは筋トレになってないからね。故障の原因にしかならないよ。

 

どっかの整形外科で理学療法士に故障しない動きとか習っている君、その理学療法士は君のオーバーワークを無視しているからね。

もちろん薬飲んでも手術しても、君のやり過ぎは治せないからね。

どっかの整骨院やその他諸々の治療家に診てもらっている君、君が壊れたのはやり過ぎが原因で、体が歪んでいるわけじゃないからね。

バランスでも姿勢でも体の使い方でも無いからね。やり過ぎてるだけよ。

 

しかし、こういう患者さんが来た時、毎回残念な思いをさせられる。