効かせるフォーム | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候

よく、こうやったらこの筋肉に効くとか、このマシンは効くとかおっしゃる方がおられますが、私が思うのとずれている方が多い。

まあ、そういった方々がボディビルダーであったり、フィットネス・コンペティターであったりすると、皆さん盲目的に信じたりするわけですが、素質のある方がそれで効いた気がしているのかもしれませんが、私が考える筋トレではない場合が多い。

 

要するに筋トレというのは筋肉が高強度な運動すれば良いわけです。

微妙な動きのコントロールは必要無いわけです。

 

こういう動きをすると凄い筋肉痛になった、この動きをすると辛い、故に効くいうのは筋トレの根幹じゃない。

もう少し回旋運動を入れてとか、ここの筋肉を使うように意識を集中してなど、こういうのは概ね私は筋トレに必要ないアドバイスだと思います。

次回に今日より強くなる適応刺激を与えるために、思いっきり高強度な動きをすることが大切です。

 

なので、グリップをどう持とうが足幅をどうしようが、私は力の出るフォームで思いっ切りと言う。

 

しかし、目的の筋肉を使わない動きをしている場合は別だ。

ローイングをして欲しいのにデッドリフトになっていたり、ラットプルダウンしてもらいたいのにケーブルクランチになっていたりすると指摘する。

こういう背中の動きが下手な人は多いですね。

だから背中の発達が悪い人が多いのかもしれません。

 

重量が重たすぎて可動域が狭すぎたりする場合も、軽くして大きく動かすのを勧める場合もある。

 

故・マイク・メンツァーも、トップビルダーは軽い重量で効かせる運動が出来る的なことを言っていたと思うが、そういうのは筋トレの根幹から外れていると思いますね。