科学教育と人格教育 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

現在世界中で行われている科学教育だが、中江藤樹から幕末江戸までの教育は人格教育が主だったようだ。

読み書き算盤と言われるが、読み書きは四書五経や実語経といった人格教育、道徳教育が主だったらしい。

 

現在の科学一辺倒の教育じゃなくて、人格教育に力を入れるべきだと私が思うのは、心の健康に重要だからだ。

科学教育で育った私だが、客観的事実として、自分が心理社会的な問題を持っていることに気付いたことから始まった心の健康法で、行き着く先は人格教育だった。

 

西洋では人格教育は教会であったり、スポーツであったりするわけだが、日本の人格教育は新渡戸稲造が武士道といったものも今は教えられず、全共闘、団塊世代で壊滅的となった修身教育などの人格教育に触れる機会は、皆無と言って良い。

 

GHQの狙い通り日本人の人間力の低下が徐々に進んでいるように思う。

で、損得勘定で私利私欲に生きて成功している人に憧れ、人格者になろうともしない日本人が増えている。

そして、心が病んでいるなどと言っている人が多いのではないだろうか。

 

そもそも、医療人と治安維持防衛に携わる人の人格が低下すると、社会が不安定になるのは目に見えている。そういう人が私利私欲に損得勘定で生きている社会は空恐ろしい。

 

特に身近な医療人の徳性の低下は問題だ。

だが、大学に入ってからの人格教育なんて遅すぎる。やはり、小学校でやるべきだと私は思う。道徳の時間が出来たのは聞くが、教える先生に現在人格者が激減してますから、教えられるかは甚だ疑問だ。

 

とりあえず、日本人なら武士道関連の書物を読むのを義務化すべきかな。