1992年 大阪 ハンvsコピィロフ | Master-Dragonブログ

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音楽が趣味です。

コピィロフ初登場の回です。

 

先日の日記にも書きましたが、コピィロフは...

 

世が世なら!

全盛期なら!

生まれた地が西側先進国なら!

ペレストロイカが無ければ!

 

ぶっちぎりの世界最強でした。

だって、ヴォルク・ハンのスパーリングパートナーだったんですもの。

しかも、アマチュアシーンでの戦績は、ハンより格上です。

(ハンは若くして軍隊に所属した為)

 

印象的なシーンを語っていいですか?

 

どうしたって、やはり。

これですよ。

クロスヒールホールドの掛け合い!!

 

 

サンボマスター同士が、コマンドサンボ特有の技を掛け合うとういうね。

もう、「世界は広い!」としか言いようがない、RINGSの理念を象徴するようなシーン。

 

 

そしてこの試合でハンが見せた、超絶奥義。

何をしていて、どこが極まっているか、全くわからないけど凄味だけは伝わって来る技!

 

のちに、「首極め腕卍」と名付けられていました。

ファイプロでも登場しました。

こんな技、実際に使える選手はいるんですかねえ…

 

別アングルからどうぞ。

 

だまし絵みたいですね。

 

 

 

そしてこの試合でも出ます!

ハンの得意技。

すぐ疲れる!

 

 

しかし、この狼の眼!!!

しびれるぅ!!

 

 

終盤。

再びクロスヒール合戦になります。

 

 

技術が高度過ぎて、わけがわからないですね…

 

ちなみにレフェリーは、北沢幹之氏です。

説明すると、彼は元日本プロレスの選手です。

あまりにも強すぎて、北沢氏とスパーリングをしたハンが「彼は何者なんだ…⁉」と前田に問い詰めたほどです。

なんでそんなに強いかって?

それは北沢氏が、アントニオ猪木のスパーリングパートナーだったからですよ。

 

彼は過去に、カール・ゴッチから1時間に亘る制裁を受けながらも、その間一度もサブミッションを極めさせなかったという伝説を持っています。

制裁スパーリング後、顔じゅう血だらけになりながら、

「私はいつも猪木さんとスパーリングをしていたから、ゴッチの技には対応できた」

と言いましてね...

 

そうなるとやはりね、私としては「ハンvs猪木」が全盛期に実現していたら…

などという、歴史のイフを妄想せざるを得ない!

 

といったところで、今回は劇終!

ちなみにこの時、コピィロフなんと

 

27歳!!!

 

 

 

選手として全盛期だったんですね。

ペレストロイカは良き歴史でしたが、彼らにとっては…

歴史のイフを申せば、彼やハンなんか、本当にぶっちぎりバトルハッカーズで誰も勝てないエターナル・チャンピオンでしたよ。

現に、その後の格闘技ブームに於いて、ハンの弟子であるE.ヒョードルが絶対王者として君臨したじゃないですか。

それは、猪木やゴッチにも同じ事が言えるでしょう。

 

世界最強の男は、RINGSが決める!

 

それではまた次回もお楽しみに。