頂けるならば… | 甲鱗珍道記

甲鱗珍道記

飼育している生き物の事をのんびりとですがアップして行きますー!
それから、好き嫌いのある生き物を飼育してますので 嫌いな方はご遠慮下さい。



気にはなってました。

『ニホンイシガメ』




しかし、なかなか手を出さなかったのですね。
それは クサガメ同様、いつでも飼えるんだろうなぁーと思う割には値段が高かったり、イマイチ 派手さと言うかパンチと言うかに欠けるなと思ってたのでしょうね。

そんな時に ショップの常連さんと仲良くなった頃に

『イシガメいらない? いるならもってて』と、言われ…

あぁ、頂けるならば是非!』と 言う事で、2012,11に頂いてきたのがこの個体たち… 




おそらく、ペアと言う感じで抜いて来ました。

こっちが♂で…



こっちが♀




そして、そして、この個体たち 上の画像を見てわかる方もいるかと思いますが、皮膚にミズカビが生えてました。

これはイシガメが良くかかる病気らしいのです。
そして、このミズカビは そのままにしておくと 生えてる部分の皮膚が腐って落ちたり、最悪死んだりするくらいの病気でした(この際に調べて知る)

そして、そして、このミズカビがきっかけとなるんだろうなぁー。
凄くいい出会いもくれました(爆)

ミズカビの事を検索してるうちに あるblogにたどり着いたのです。

ふむふむ、なるほど。
これは試してみる価値はあるな!と、ためしてみると…
あら!不思議!みるみるうちに ミズカビが消え 完治!
しかも 絶好調に。

ポイントはバクテリアでした。
人間の考える綺麗な水亀の好む綺麗な水は違ったと言う事です。
おいらも思っていた事ですが。

イシガメ=綺麗な水→綺麗な水=新鮮な水→新鮮な水=蛇口から出た水

ようは水換えをバンバン行えばいい!って思ってましたが、そのバンバン水換えをする水に問題があったようです。

水道水、これにはカルキが入ってます。
そのカルキが イシガメの皮膚についたバクテリアを落としてしまっていたのですね。

人間だって、強い洗剤で皮膚の油ぶんを落とされたら 誰だって皮膚は荒れますよね?
それと同じ事をしてたみたいです。
そこに、カビ菌が皮膚に付着したら…
守るものがない皮膚はすぐにカビてしまうことになる訳です。

イシガメにとってのバクテリアってのは 人間で言う皮脂と同じようなものだったのでしょうね。

それで、思い出したのが この個体の前の飼育者は『仕事から帰ったら毎日水換えしてるよ!』と言っていたのを思い出したのです。
あぁー、多分水換えは水道水だね。デカイトロ船で飼育してたから。

って、もしかして このイシガメのミズカビって、まめな人のところで起きやすいのか!なんて思っちゃいました。

って、ポイントを押さえた水で 水換え出来たら それは最高の飼育環境ですがね。

そんなんで イシガメ飼育の綺麗な水のポイントはバクテリア!
そして、そのバクテリア水の作り方は落ち葉でした。
落ち葉を水にひたすと 落ち葉の成分が水出て それが イシガメの皮膚の皮脂になると言った具合です。

良く出来てますね 自然の中って。
てか、イシガメがこんな自然の力をうまく利用してるってのが正しいのかも知れませんね。

そんな事を知ったら…

イシガメって…

いい亀だし 面白い生態じゃん!』

見方が変わりましたさ!

そして、春が来て このペアはお外に!
水槽に広めの陸場を作り 水深は浅めで落ち葉水。

しかし、この太陽の光が当たる、水も問題ないと思われた状況で またミズカビが発生…

何故だ?と色々と考えたのだけど、原因はガラスごしの太陽の光か、水槽の置いた場所?しかわからず…

そのセッティングのまま、室内に移したところ完治…

なんだんだ?
考えても 置いた場所が悪かったとしか 考えられなくてね。

でも、完治したので 良かったと言う事にします。

そして、今年の夏の後半から また新たにセッティングしたケースにて 野外飼育に!

野外飼育開始の状態!


♀に





と、唐突にはじまった イシガメ飼育ですが かなりドップリハマリ、ガッシっと心を捕まれました。

と、これからの成長が楽しみであります。
このペアで子がとれたら最高に嬉しいかも!

それまで、頑張ります!

最後に『和亀の日々』の亀神さんには感謝の一言です!(^-^;



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