9月中旬ごろからの奇妙な体験③ | たかがMPS(筋筋膜性疼痛症候群)、ふわふわ筋肉を手に入れろ!

たかがMPS(筋筋膜性疼痛症候群)、ふわふわ筋肉を手に入れろ!

一般的な治療法で激痛からは解放されたものの、

疼痛は全身に及び、股関節可動域制限も完治に至らず。

そこからは一切の治療を止め、自己流治療。

発症から完治まで。


そして最後の最後に現れたのは、胸の痛みだった。


だがこれは今まで感じていた痛みとは明らかに違う。


筋肉による締め付けや痙攣ではない。


実際、胸まわりの筋肉を触ってみても特に異常は感じられない。


押してみても痛いところはどこにもない。


それなのに苦しくて仕方がないのだ。




この胸の痛みを何かに例えるなら・・・




そう、今にも泣き出しそうになるのを


ぐっと我慢し続けている時に感じる痛み。




ところが実際には悲しいことや辛いことは何もない。


友人たちと楽しくわいわいやっている最中でさえ、


ただ胸の苦しみだけが、感情を伴わずに存在している奇妙な状態だった。




こんな状態が3日も続き、


何をどうすればいいのかさっぱりわからないでいた。




そしてようやく気がついた。


この苦しい胸の痛みは、私自身が自分の体に与えていたものだと。




今から思えばバカみたいな話だが


その時は心から、自分の体に謝っていた。




そして胸の痛みがすーっと消えていった瞬間、


これで本当に治ったのだと実感した。


自分の中で確かに、何かが変わったのを感じたのだ。