今、渡辺竜王すごい勢いで勝っている。
減量減量とそのブログで言っていて、
それから、あちこちで目にする写真に、
如実に痩せてきたことを示してきた時期と、
それはリンクする。
元々太ってなんていなかったのだが、
今は、もう目に見えてシャープな印象。
素早さが増したに違いない。
マンガでもゲームでも、スピード >> パワー なので
ついに現実がマンガに追い付いた。
多分痩せていると、正座がつらくないので、考えに集中できるんだと俺は思います。
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渡辺竜王は、今日も、順位戦4回戦で、久保二冠王を、序盤の研究の1手でバッサリと切り捨てた。
将棋というのは、現在、対局者同士が盤上に座ったところからがスタートではなく、
お互いの事前の研究勝負みたいなところがある。
もちろん相手の研究を察して、外すこともできるのだけれど、
「俺はこの形の将棋は自信があるぜ」
「俺もあるんだけどな」
となると、一直線にその形に進んで、
どっちかの研究がハマってバッサリと勝敗が決まるのだ。
マンガでいうと(マンガばっかりだ)、お互いが交錯して、ストップモーション。片方がバタリといったところか。
勝者の立ち姿に熱はない。
底冷えする冷たさを、将棋ファンはネット中継を見ながら感じて、戦慄するのだ。
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二手目8七飛車成り戦法。
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