ボイトレについて。
師匠に言われたことは、
もっと、
有機的に歌うこと。
ふわっと柔らかく。
ときには、
声の密度を濃くしたり、
深くまで響かせたり。
ため息みたいに囁いたり、
強く押してみたり。
自由に表現する。
そのためには、
日々の発声練習も大切だけれど、
どんな音を奏でたいのか、感覚も磨きたい。
今日は思い切って、
「サウンド・アート」
と呼ばれる場所へ行ってきた。
指定された印のあるスポットに佇む。
そこで耳を澄ますと、
「そこでしか聴けない自然界の音」が聴こえる
聴覚意識が養われるという。
なるほど。
木々の囁きや、
鳥が風を切る音、
虫がジャンプする音、
花が揺れる音が聴こえる。
音にならない音や、
音符に表せないメロディー。
どれも心地よい。
もっと、自分の身体を
自然体で小宇宙な感覚にしていこう。
ボーカリストちか