一年前にも習い、今回はおさらい。
再度、師匠に教わることにした。
一年前、
ギタリストさんに言われた言葉が
心にずっと引っ掛かっていた。
ギタリストさんに言われたのは、
「コルコバード 、
とても似合っていると思うよ。
静かに何かが伝わってくる。
それに、
ミドルボイスが綺麗に出ている。
時々、120点の声が出ているよ。
でもね、
本当のプロは、120点はださない。
いつも、100点しか出さない。
どんなに失敗しても90点で収める。
だから、いかに安定させるかだよね 」
確かに、
例えば、
パティシエの人が、
ケーキを作るのに、
スポンジの焼き加減は60点で、
苺のデコレーションが120点では、
食べる人に、
「ん?」と、違和感を与えかねない。
たとえ、
味が美味しくても、
「何度でも、食べたい!」
「他のも食べてみたい!」
「出会えてよかった!」
「人生観が変わった!」
「みんなにも知ってもらいたい!」
という、
揺るぎない体験には、繋がらない。
単に、美味しかったね良かったよ、
で終わってしまう。
今回のレッスンでは、
もったいぶって歌う練習をしたので、
だいぶ落ち着きが出てきたと思う。
まずは常時80点の安定を目指し、
完成度を高めていきたい。
ちか