Jazzのセッションへ行ってきた。
私、歌いながら泣いてしまった!
歌う直前、ピアニストさんに、
むかしの御礼を伝えているうちに、
感極まって涙が溢れてしまった。
歌い始めても、涙が止まらない。
涙で消えそうになる声を
お腹から静かに紡いで歌った。
いつもこんな柔らかい声で歌えるといいな。
力まずに歌うとは、こういうことなのか!
まさに、腹に落ちた瞬間だった。
(写真:亀有38facebookより。マスターがその様子をモノクロで収めてくださっていた。ありがとうございます!)
今回はピアニストさんに、
昔の御礼を言うためセッションに参加した
私はJazzを始めたばかりの頃、
頻繁にセッションを見学していた。
私も歌ってみたいけれど、
大勢の前で歌う勇気がなかった。
まだ下手なので、恥をかきたくない。
その時、そのピアニストさんが、
私に歌うよう、熱心に誘ってくださった。
「貴女がどんな人か知りたい、歌って」と。
その言葉を受けて、
私は自分が一番好きな歌を歌った。
私を知ってもらうために。
案の定、派手に失敗してしまった!
けれど、恥ずかしい気持ちはなかった。
失敗も含めて、
私はこんな人だと伝えることができたから。
あれから一年が経つ。
本当は歌がもっと上達してから、
御礼を言いに行こうと思っていた。
今回、泣いた件で、
私は大きく成長できたと思う。
力まずに歌うことを体感することができた。
ピアニストさんには、
御礼がまた一つ増えてしまった。
こんどは遠慮せずに、
すぐに御礼を言いに、また会いに行こうと思う。
ちか