昨夜のJAZZのステージ、
大変だったわ
私は英語が苦手で、
発音矯正を始めたところですが、
なんと!
米国の舞台で
活躍されたご経験をもつ女優さんが、
会場に遊びにいらっしゃるとのこと。
英語のミュージカル女優さんの前で、
私、英語で歌うの?
いくらなんでもムリ!
当初、4曲歌う予定でしたが、
曲数を減らしてもらえるよう、
バンドのマスターにお願いしました。
「今、英語の発音を直し始めています。
恐縮なので、曲数を減らしてください」
すると、マスターは、
「いや、ぜひ4曲歌ってください。
貴女が楽しそうに歌っている姿を
みなさんに見てほしいのです」
ありがたいお言葉!
お言葉に甘えて、4曲歌うことに。
「楽しそうに」ってことは、
下手でもいいから笑顔で歌おう♪
ところが、
なんということでしょう!
女優さんが飛び入りで、
私の出番の前に、
JAZZを唄ってくださることになりました!
さすがプロ!
完成度の高いステージ!
会場が一体感に包まれる。
熱く盛り上がったり、
バラードで、じ~んとなったり。
会場のムードが頂点に達したとき、
私の出番になってしまいました!
ステージに出ていくと、
バンドの人が即座に寄ってきて、
「このあとじゃ、歌いづらいでしょ。大丈夫?」
心配して声をかけてくださいました。
大丈夫もなにも、
人間って、
緊張を通り越すと、ハイになるのですね。
緊張の向こう側がハイみたいな。
「私、そうゆうの全然大丈夫なので」。
そう答えるしかない。
もう笑うしかない。
「今夜、私のものになってね」って、
甘く囁いてきましたよ
なごり雪の魔物もきつかったけれど、
今回の魔物もきつかったな。
「ステージには魔物が棲む」って言うけれど、
ほんとうに棲んでるね。
つまり、
何が起きるか分からないということ。
でも、練習を積み重ねれば、
克(か)てる日もあるのね。
精進しつづけよう。
そのうち、ちゃんとしたライブやってみたいな。
みんなに告知して、
みんなに聴いてもらいたいな。
その時は、あなたも是非いらしてね♪
ちか