『天久鷹央の推理カルテⅡ ファントムの病棟』
知念実希人(新潮文庫)
毒入り飲料殺人?
病棟に吸血鬼?
事件の犯人は、思いもよらぬ病。
新感覚メディカル・ミステリー第2弾。
って、帯に書いてあるw
うん、でもほんとに新感覚。メディカルな推理物。
チームバチスタの栄光、とかもメディカルなミステリーだけど、それよりは一つ一つの謎が短いので、軽く読める感じで。
おもしろい。
ちょっとした症状、しぐさとかに、病気の端緒があるというね。
Ⅰを買ってすぐに、Ⅱを買ってしまった。
まぁ、ちょっと。
男主人公のハーレムっぷりにイラっとはするw
冴えなくて愚鈍だけど、たまに役に立ちつつ、色んな種類の美女やら美少女に囲まれた日常を過ごしてる感じ。←
天久鷹央先生が見た目美少女の、人の心の機微に疎いツンなキャラにしてあるのがまた…
鷹央先生がカワイイのはいいけど。
若干情緒不安定過ぎるのがなぁ…。
そこを男主人公がフォローって、どこぞの深夜アニメでよくある感じの…。
お話自体はおもしろいけど、登場人物のいちいち反応やら設定やらが鼻につくという、自分的には残念な作品。
う~ん、別に作品をディスりたいんじゃないなぁ。
こういうキャラ設定にイラっとしてしまう自分が残念。。
ⅢとかⅣも出てるっぽい。
読もうかどうしようか。イラっとしつつも楽しんでいるのは事実。