Globish? | 色塾BLOG-

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日々のビジネス・社会に対する思いや、起業に向けた考え、読書に対する感想など様々な話題を、海外で働くマーケターとしての第3者の視点から展開。

最近、グロービッシュという言葉ができているらしい。

「グロービッシュ」とは、使用頻度が高い1500語から成る簡易型英語でデジタル
時代の中で、国際的な共通語として世界に広まっている。

その歴史は、1989年当時、日本IBMにいたフランス人のジャン=ポール・ネリエ
ール氏が、英語を母国語としない人が話す英語の方が、韓国人や日本人と意思疎
通できる事に気付き、提唱したのが始まり。

当初は、完璧な英語だったグロービッシュも、ブロークン・イングリッシュと
融合して文法が不完全になったり、さまざまな隠語が登場したり、Madhukar
Gogate氏が綴りの変革を提唱するなど、独自の変化を歩みます。変わらないの
は、1500語の語彙。

ネリエール氏は、グロービッシュを言語ではなく道具として、英語を母国語と
しない国の人が国際ビジネスから取り残されない様にする為に考案。

さらには、グロービッシュのルールを定めています。それはユーモアとか、メ
タファーとか、略語とか、文化間の混乱を引き起こす可能性があるものを避け
て、ゆっくりと話し、センテンスは短くするというもの。

英語
Native English speakers can't quite hack it when they need to dumb down
to the 1500 key words. The language they have to speak or write is
expected to be kosher, if not perfect.

グロービッシュ
Native Enlish speakers have great difficulties when they want to reduce
their words down to the 1500 key ones. 0n top of that, the language they
have to speak or write is expected to be correct, if not perfect.

日本語
英語を母語とする人々にとって、主に使う単語を1500まで減らすのは非常に難
しい。彼らは完璧とは言わないまでも、正しい言葉で話したり書いたりしなけ
ればならない。

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僕はがシンガポールで喋っていたのはシングリッシュでもなく、イングリッシュでもなく、グロービッシュだ。ダルビッシュのように男らしくかっこよく生きたいが、グロービッシュしか知らない。