昨日のオリンピック、400m障害・為末選手が走る前にいっていた言葉。
「屍になっても倒れたい・・・」だったと記憶している。
この言葉が僕の心の中ですごく印象に残った。
今までの不調の中で、やっと手にしたオリンピック予選の前の言葉として、
このような言葉というのはもしかしたら極自然にでた言葉なのかもしれないが、
倒れて死んでしまうまで、全力で走るのだという響きは、
やはり一流のアスリートなのだなあと感慨深く聞いてしまった。
レース後、「20年間走り続けてきたので、何がしたいのか考えて見ます」といった言葉から、
負けたら引退だという覚悟が既にあったのだろうと予測させてしまう。
毎日の戦いが、このくらい本気なものでありたいと強く思う。
Steve Jobsもこんなこといってたなということがふと思い浮かぶ。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?」と。その答えが「ノー」である日が続くと、そろそろ何かを変える必要があるとわかります。人はいつ死ぬか分かりません。もしかしたら、明日交通事故で死ぬかもしれないし、地震で死んでしまうかもしれない。死ぬ瞬間に後悔しないように毎日を生きたいと思いますね。
毎日が死ぬ瞬間だとして、それでも後悔しない生き方。
それだけ厳密な選択と決断をしながら生きる真剣さを持たなければならないな。