親パレスチナ思想により、蜂起する英米の学生達。
日本に住んでいると、キリスト教とユダヤ教の違いはイマイチ分かりにくい。
人類未踏の地を目指して航行するスタートレックだが、カーク船長やスポック副長も、実はユダヤ系の人だったと言う。
ステレオタイプというか、型にはまった偏見かも知れないのだが、ベニスの商人に出てくるシャイロックさんという人がいる。
どこまでも金に執着して、他人の命など考慮しない役を演じているが、今の日本人にもそういう人はいるんじゃないだろうか ?
感染症対策によって多くの日本人が命を落としたと言われているが、一部の医療機関ではゴールドラッシュに沸いたという。
医療族の政治家もホクホク顔だ。
長年に渡って、ユダヤ教徒はキリスト教徒に迫害されてきたと言うが、実は共通点も多い。
両者とも旧約聖書を聖典としている。
極端な話、入口は違うけど中身は同じなのである。
実際、ツヴィングリ、カルヴァン思想はユダヤ教に近い。
それまで敬遠していた銭ゲバ主義を認めたり、王様を処刑する反逆思想を広めた。
彼らはスイス、オランダを独立させると英国に渡り、王様を捕まえて処刑してしまう。
クロムウェルの独裁が失敗すると、今度はアメリカに植民して勢力を拡大した。
フランスは、英国の王様の処刑から150年程度持ちこたえた。
保守カトリックの国としてプロテスタントに対峙したが、1789年転覆されてしまった。
教科書などでは、民主主義の勝利として高く評価されている。
そして、同志国としてフランスからアメリカに贈られたのが自由の女神なのである。
こうした思想は日本国憲法にも取り入れられている。
だから日本でも銭ゲバが横行する。
これは、全く占領軍の思う壺 ? であった。
占領軍が恐れたのは、日本人が再び一枚岩となって欧米に抵抗することだった。
だから、自分だけの利益をどこまでも追求する岸田総理の出現や、95%も中抜きするケケ中抜蔵の跳梁は思う壺という訳。
しかし、欧米の学生の蜂起に見られるように、欧米自身が目覚め始めた。
極右メローニやルペンの台頭、テキサス親父の反韓など。
おわり
ボスは妖怪を描いた。
オランダでも守銭奴が猛威をふるったらしい。