無謀な戦争を続けようとするギレンに対し、父親は「貴公はヒトラーの尻尾だな」と言い放つ。

この発言は、子供の見るアニメだから許されていたものの、大人の見るようなドラマでは問題視されたに違いない。

戦後体制を揺るがすような内容だからである。

第二次世界大戦後のイデオロギーは、「ヒトラー=絶対悪」というもので、ヒトラーの仲間になっていた日本まで悪玉視されている。

そして、ギレンの発言「神の放ったメギドの火…」「我ら選ばれたるジオン国民…」などの発言から、ギレンの思想がわかるのである。

そのギレンを「ヒトラー」と同一視することは、何というか、ううむ何と申して良いのやら……


「エルメス」の抗議から逃れたガンダムだったが、今度は日本全国の教育ママゴンから敵視されるようになった。

ガンダムは「戦争を賛美するアニメ」だというのである。

それまでにも戦闘ロボットアニメは存在していたが、別に軍国主義を煽っていたわけではない。

逆に、日教組映画「ブリキの勲章」の方が遥かに変だ。

「ジェリコの戦い」のようなそっち系の歌が、それとなく収録されていたり。


このアニメの凄い所は、選ばれたる民が人類を襲撃するのを予言していることである。

ちなみに「メギドの火」によって焼かれたのは、ソドムとゴモラという都市だった。

同性愛などが横行していたという。

ジャニーとかは、その生き残りだったのかも知れない。

おわり

ジークジオン

たとえ神が許しても、又吉イエスが許さない。
起てよ国民 !
ジークジオン !