やす子さんへの不適切投稿がきっかけでフワちゃんが芸能活動を休止した。

この騒動について考えたことは既にこちらに書きました。

https://ameblo.jp/iroirohitorigoto/entry-12862801032.html


不適切投稿からフワちゃんへの誹謗中傷がXなどで続いていて、まるでフワちゃんも被害者、社会的制裁を受けたのだからもう勘弁してあげようよ、みたいな流れになってきています。


もちろんフワちゃんへの誹謗中傷も全く許せませんしやってはいけません。


とはいえフワちゃんのした事を「社会的制裁を受けたのだから」とか「やす子さんが謝罪を受け入れたのだから」とかで「もう勘弁してあげようよ」というのも違うと思うんです。


誹謗中傷はもちろんいけないけど、そういう言葉で批判まで牽制されるのって違うと思います


ちなみに私は最初からフワちゃんを誹謗中傷してないし、批判意見も含めて本人に送ったりしていません。


あるネット記事(読み返すと気分悪くなりそうなのであえてURLリンクやメディアは伏せます)は、


「フワちゃんは学生時代いじめをしていたんじゃないか?」と推測する人に対して


「そんなことは分からない。憶測でそんな事を言うのはよそう。そもそもあなたをいじめたのはフワちゃんではない」という主旨の記述をしていた。


しかし、芸能活動休止を発表した今こういう推測をしたならまだしも、不適切投稿の直後だったとしたら推測を語っても何ら問題ないはず。


芸能人という、表に出て発言する仕事をしている人の不適切投稿を受けて「この人にはこういう過去があるのかもしれない」と推測することに何か問題があるのでしょうか?


フワちゃんもやす子さんも未成年に社会的影響力の強いタレントです。


不適切投稿→やす子さん本人への謝罪→ニッポン放送がフワちゃんの番組を休止する、Googleの出演CM公開停止→やす子さん謝罪を受け入れる→フワちゃんが不適切投稿をした経緯を説明する→フワちゃん、芸能活動休止を発表する(今ここ)


発端から現在の流れで、「未成年への影響を考えてこういうことはしないでほしい(してほしい)」という意見を表明するのがなぜ問題になってしまうのか?


私には分かりません。


その記事は

「いじめられた記憶をフラッシュバックさせられた人達がフワちゃんを攻撃している。しかしあなた達をいじめたのはフワちゃんではない。落ち着きなさい」とか


「被害者のやす子さんは謝罪を受け入れているからこの件は解決した。もういいじゃないか」

言いたかったんだろうと思いますが


モヤモヤしました。


しかし、そのモヤモヤを晴らしてくれるネット記事とも出会いました。

こちらです。

フワちゃんの対応は「的外れの連続」 やす子が許しても鎮火しない理由「被害者の思いとは別次元の問題」


弁護士による記事なのですが


「未成年の間でSNSを使ったいじめがあり加害者が被害者に死ねと送ることで、実際に被害者が死亡した事件がある。だから人に死ねと言うのは許さないという社会的な合意ができたはずだ。しかしフワちゃんはSNSでその発言をして一線を越えた。人の命を軽んじる発言を見て見ぬふりしてはならないからSNSユーザーは声を上げた


という内容で、本当に納得しました。


私はもうやす子さんが謝罪を受け入れたことを批判しないことに決めました。


やす子さんに非は全くないからです。


とはいえ、この記事の西脇弁護士がおっしゃるように「謝罪をし、受け入れられたからもう問題なし」ではないんですよね。


もし仮に医学が大進歩して殺された人を生き返らせることができても、被害者が殺された事を許しても「和解したんだからそれでいいじゃない?」にはならないのは分かりますよね?


それと同じですよ。


SNSユーザー達がフワちゃんに怒るのも当然なのですよ。

上に書いた理由で。


ユーザーにいじめられた経験があるかどうかは関係ないし、その人達のトラウマとも関係ありません。

「トラウマが原因」で怒って批判していたとしても問題にはなりません

(もちろん誹謗中傷はいけません)


それとこちらの記事

フワちゃん不適切投稿騒動…ご意見番の"仲裁"炎上で露呈した芸能界の悪しき慣習


が書いてるように

「本人に謝って許してもらおう」で済む問題ではないんですよ。


やす子さんが謝罪を受け入れた真意は分かりませんが、芸能人の大先輩に和解を勧められたらそうせざるを得ないのは分かります。


名前は出さないけど、本当に事の重大さが分かっていませんね。


(NHK Eテレで電話番号公開してファンからの電話を直接受け付ける番組を不定期でやってるけど、この人に何かを相談するのはおすすめしません)


最後に、ヤフーニュースのエキスパートのコメントをご紹介します。


「直接謝罪に行く」というのは、誠意があるように見えて、実は誠意の押し売りとなることが少なくありません。まして相手が後輩だったり、芸能界のポジションで自分より低ければ受け入れるしかないことになります。