「いきたひ」当たり前だったあの日のように最後を迎えるために | マーヴェリズモ♪そのままのわたしへ         

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お肌・からだ・こころ/伝わる人には伝わること


ポスター    いきたひ


お肌の駆け込み庵 庵主の齋藤です。



怒ることが少なくなった最近で、一つだけ憤るものがありました。


それは

「自宅で亡くなると、どうして、パトカーで運ばれ病院で切り刻まれなければならないのか。」

ということでした。


病院で亡くなるのが当たり前になった現在、医師の立会無しに自宅で亡くなると、パトカーがサイレンを鳴らして来て、遺体は運ばれ、死因特定のため解剖されます。


このことを、どれくらいの人が知っているでしょう。


昨年は、ご近所でちょっとの留守に一人で自宅にいたおばあちゃまが亡くなっており、この流れに動揺していたご家族がいらっしゃいました。



わたしも数年前に知り、自宅で息を引き取った後に、昔のような穏やかな看取りとお葬式はできないものかと考えていた矢先でした。



その答えを、しっかりと出してくれたのが先日観たドキュメンタリー映画「いきたひ」でした。


自宅看取りの実現を支える人たちが既にいました。

安心しました。



「生まれる」「亡くなる」は、すべての人がかかわること。


この映画を、誰とは言わず観ていただきたいと思いました。


長谷川ひろ子監督は、偶然にも私の故郷埼玉在住。

映画に出てくる亡くなられたご主人のお墓は、実家の隣町にありました。


以前から依頼されていて明日は、大手冠婚葬祭会社にイベントとして提案することになっています。


看取りを大切にし、お手伝いできる会社になることが、信頼される会社となるのではないでしょうか。



「いきたひ」FB

https://www.facebook.com/ikitahi/  



それにしても、懐かしい。


すでに40年近く前、美術教師の信認の頃、レタリングの授業で生徒の興味を引くために

”二つの漢字を合体させて、さもありそうな新しい感じを作ろう”という授業をはじめました。


この文字も、生徒は作りました。


そもそもは、埼玉で学生だった時の国語の先生が「生徒が書いた面白漢字」というのをノートに集めていて、時々、」息抜きに披露して下さっていたのが元です。


命も 何も、巡り巡って・・・・



ではまた。