約束のお時間ぴったりに、業者さんが来てくれました。
「見事に草ボーボーです」と言うと、「造園業者さんは入ってないですか?」と聞かれました。「草刈は、シルバーとか新聞販売店仲介の業者さんに頼んだというのは聞きました。シルバーは素人ですよね。新聞販売店の業者が造園業者さんだったかはわからないです。木の手入れについては何も聞いていません。少なくとも、昨年と一昨年は何もやっていないと思います」「なるほど。草はこのくらいの高さだったら、機械で刈れますね」「そうなんですか?」「これ以上高さがあると、巻き込んじゃうんで、なかなか大変ですけど」「なるほど。刈ったあとに除草剤を撒けば大丈夫ということですか?」「除草剤って撒いてもね、雑草は強いので、生えてきちゃいますね」「そうなんですか?」「はい。上のは茶色でも、その下に緑のが生えてきます」「強いんですね~」「だから、4月とかに様子を見て、次の段階としてどうするかを考えるという感じですね」「わかりました。お庭の中を見てみますよね? ちょっと待っていてください。レインコート着て来ます」 急いで家に中に入ってレインコートを着て駐車場に戻りました。「すみません。引っ付き虫がすごいんです。あそこに物干しざおがあるでしょ? あのあたりがすごくて、洗濯物を干せません。引っ付き虫なんてなんで植えたんだか
」「いやいや、鳥のフンですね」「え?」「鳥が運んでくるんですよ」「あぁ、そうですよね。引っ付き虫なんか植えませんよね~」 妹がポンチョを着て出てきたので、三人で庭の中を歩きました。うちの庭は、段差があって平らではありません。それに、石が置いてあったりして、なんだかごちゃごちゃです。「機械でやれる範囲なので、草刈と除草剤だけなら、4万円くらいでいけますね」「そうなんですか。処分代もあわせてですか?」「はい。合わせてです。ただ、お庭を見させていただいて、私はお勧めしたいことがありますね」「え? 何でしょうか?」 ドキドキです。