長男くん、「悔しい
」と言って電話してきました。同じ職場にいる派遣社員の人(50歳前後の独身女性)に「なんでD市に来たの?」と聞かれ、「Y大(D市にある国公立大学です)に行きたかったんですけど、今年、うまく行かなくて。それで、どうせY大に進学したらこっちに来るわけだからと思って、先に来ちゃいました。僕は中学・高校の教員になりたいので、働いて貯金しながら、Y大目指してるんです」と答えたら、「あんたの夢物語なんか、聞きたくないわ」って言われたんですって。びっくりしました。長男くん、「驚きでしょ? いやいや、聞いたの、お前じゃんって話でしょ?」と言ってました。「ほんとに。どういう返事を期待して、聞いたのかしらね?」「なんかこの人、すごいよ」「すごいって、何が?」「俺って、高卒で実家出て一人暮らしじゃん? 俺のこと、専門学校すら行けないバカって思ってるみたいで、すごい見下した態度を取るんだよね」「へえ~」「親とも折り合いが悪くて、ぼっちなお馬鹿さんって思ってるみたい」「あらら」「普通、大学目指してるんですって聞いたら、そうなんだ、頑張ってねって流すよね? ほかの人たちはそうだったよ。こいつだけだよ、自分から聞いたくせに、こんな反応したのは」「視野が狭いんだね」「もう、ほんとむかつくよ。こないだ、昼休みに数学の問題集、やってたの。前の日にやろうと思ってた分が終わらなかったから」「そういう場所があるの?」「うん。休憩室。スマホいじってる人や本を読んでる人もいるよ」「そう。じゃ、問題集やってても構わないわけね」「もちろん。でさ、そこにそいつが来てさ、あなたは字が汚いんだから、数学なんて無駄なことしている暇があるなら、ボールペン習字のドリルでもやんなさいよって言ったんだよ」「え? なんだそりゃ」「50歳前後のあいつには数学の勉強は無駄かもしれんけど、俺にはまだ未来があるんだっつーの」「だねえ」「昼休みに何してたって、お前に関係ないだろーっての」「ふー。世の中にはね、一生懸命努力する人を小ばかにする人ってのがいるんだよね」「そうなんだね。はぁ。またいちゃもんつけられたらたまんないから、もう休憩室で勉強はできないな」「そっか。ほかに適当な場所はないの?」「ないねえ。うーん。。。公園?」「いや、冬に向かうってのにきつくない?」「だよね。あとは、スタバとかは近くにあるけど。金がかかるからなあ」「そっか。じゃ、スタディサプリとか見るのは? 次男くん、ほとんど見てないからちょうどいいわ」「そうだね。動画見てる分には、あいつ、何見てるか、わかんないだろうし」「そうそう、やれることをやろう」「うん。そうだね」「地道な努力は裏切らないからね」「わかった。俺ね、嫌がらせは、記録付けることにしたのよ」「そうね」「後ほど、派遣会社の取りまとめの人にお伝えするよ」「それでいいんじゃない?」「あいつ、前の職場、お局様にいびられて退職したって言ってたけど。いびられる前に、なんかやらかしてんだろーなって感じ」「そうかもしれんね。けどさ、詳細は推測しかできないから置いておいて、とりあえず、彼女のことは反面教師にしてね」「了解」
通訳とかプログラミングができるなら別でしょうけど。ただの事務で派遣社員で50歳前後となると、将来の不安は大きいでしょう。独身なら尚更。だとしても、努力する若い子を馬鹿にしていびることしかできないなんて、同年代として情けなく思います。長男くん、こんなところから、さっさと這い上がれ!