少し前、夫が実家から
古い文集を持って帰ってきました。
夫が小学一年生の時のクラス文集。
そこにはこんなことが書いてありました。
・・・・・・・・・
ぼくのおとうさんは、いつもよるおそくかえってきます。
おとうさんはぼくがねてもかえってきません。
日まな(ひまな)1日もあそんでくれません。
ぼくはつまらないからすぐともだちのうちにすぐいってしまいます。
ぼくはともだちをあそんでます。
・・・・・・・・・
(夫の了承を得て掲載)
面白かったのは
他の人たちの作文もで(←失礼^^;)
例えば
・頭にきたから弟をぶん殴った
・宿題のことばかりのうるさいお母さん
・やだといったらぶっ飛ばされた
など.
最近は
「感謝を伝え合う」ウルっと系が多いイメージなので
久しぶりに昭和のパンチが面白かったです(笑)
(もちろん「お母さんがお菓子を焼いてくれる・・」といった心温まる文章もありましたよ)
そんな面白い作文を読みながら笑う私でしたが・・・
実はどこかザワつく自分がいたので
ノートに書き出してみました。
最初は
・素直に書くなんて「微笑ましい」わよね。
なんて、ちょっと大人なこと(笑)を書くのですがもう少し掘ると・・・
・家族に対して嫌だと思ったことを素直に書くなんて!
・親の悪口を先生やクラスのみんな、自分の親にもみんなの親にも見られるのに!
・お母さんが家にいて友達と遊べていいな
・お菓子作ったり話を聞いてくれるお母さんっていいな
でも!
私はそんな素敵な環境じゃなかったですし!
そんなこと、私は、しませんでしたけど!
みたいなことが(笑)
ちょっと不貞腐れてて
拗ねてますね(笑)
書いててかなり恥ずかしいですけど^^;
要するに
「羨ましい!」
ということなのですが(笑)
ここから
・親の悪口は友達には言えても作文になんて書けないよ!
だって書いたらお父さんとお母さんが悲しむし、
それに私も父さん母さんに嫌われちゃうよ!
という私の
「両親に嫌われたくない」という気持ちと
・お母さんって子供のためにお菓子焼いたり
話を聞いたりして優しくなければならない。
という私が思う
「親とはこういうものでしょ?」
みたいな「役割」的なものが見えてきました。
ここまで言葉にしたら
あとは手放すだけ^^
もう言葉にして書き出すと
あとは自然と「ある」に意識が向います。
ノートはいろんな使い方があります。
ノートクラスでも
書いてもらうのは「文字」の人もいれば
言葉にならない「ぐるぐる」や
「殴り書き」をしてもらう人もいます。
一人一人違う暮らしと家が違うように
ノートの書き方もその人によって違っていい。
自分に合う書き方を見つけてみませんか?
ノートは楽しく書く。
楽しくないと続かないですからね^^