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IrohaSystem

彩葉りょーすけの設立した、ちっちゃな会社。
空を見たら何色が見える?一番遠い星に住む人はどんな人?
みんなが知っている色ではない色で生まれた嫌われ者の「へっぽこ戦士」それが僕だ。
理解できるやつだけついて来い、凡人には見えない世界を見せてやる。

「我輩は小心者である、名前はまだ無い。」

この世に生まれ落ちた瞬間から、
沢山の敵に囲まれていた。
我輩の力では到底倒せない敵ばかりだ。

我輩の頬に触れる僅かな温もりさえ、
すぐに消えていくので味方は一人もいない。


いつまでも顔を上げない我輩に、誰かが声をかけた。
その声は我輩のことを「うつけ者」と呼んでいた。


我輩はうつけ者である、生まれて初めて貰った名前がこれだ。
顔を上げて味方の顔を見ることさえできない大うつけである。


誰の時間も止まることは無く、
ひたすら進んでいた。

下を向いたままの我輩でさえ、
実は敵の軍勢と戦うだけの力を蓄えて
確実に前へ進んでいたのだ。


「我輩はうつけ者である、その事に今気がついた。」

そして顔を上げ、目の前まで歩み進めた敵の軍勢を睨む。


「今まさに、戦う覚悟ができたところだ。」