先月の7日ゴールデンウィーク明けに伊香保の水澤観音、そして昨日は山梨県の昇仙峡に行ってきました。両日とも雨(浄化の雨?)で人が少なく、とても静かでした。

 

水澤観世音(水澤寺)は、東京へ三十六里、日光へ三十六里、善光寺へ三十六里という枢要(物事の最も大切なところ)な霊場で、歴代天皇の勅願寺として伝わり、上野国の国司の菩提寺、そして徳川家の祈願寺として名を馳せました。境内の六角堂(開運六地蔵)は回る台座がある珍しいお堂で、左に3回廻すと願いが叶うと言われています。

 

そして昇仙峡は水晶が有名で、家内が行きたいところのひとつでした。水晶の博物館や、天然石を扱うお店が沢山あります。天然石の品質もいいものがありますが、値段もとてもいい値段となっていました。仙娥滝も近くにあり、想像以上に立派な滝で、マイナスイオン飛びまくりです。滝マニアの家内も喜んでいました。

 

最後に昇仙峡を登りつめた地に鎮座する金峰山を御神体とした神社「金櫻(かなざくら)神社」に行きました。名前の由来でもある御神木の「うこんの櫻」は古くから民謡に唄われている「金の成る木の金櫻」として崇められていて、4月下旬から5月上旬にかけて淡い黄金味を帯びた花が満開となり、この櫻を拝み水晶のお守りをうけると一生涯金運に恵まれ、厄難解除のご神徳をうけられると言われているそうです。もう花はありませんでしたので、葉っぱに指の先を触れさせていただきました。

 

ところで三峯神社の毎月1日の白い気守り販売中止のニュースがありましたが、やっぱりなと思いました。ここ最近の三峯さんの人気は異常でしたので私たちとしては少し落ち着いてくれるといいなと思っています。ちなみに金櫻神社も三峯神社、武蔵御嶽神社と同じく狼信仰の神社だそうです。