分からないから【怖い・不安】
恐怖・不安は無知から生まれる 行動を邪魔する心理とは?
【分かっているから飛べる“バンジージャンプ”】
🔶バンジージャンプで5回に1回ロープが切れるとしたら貴方は飛ぶか❓
✅ 1万回飛んでもロープは切れないと分かっているから飛べるのだ。
『お化け怖い』
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✴︎人は得体の知れないものに怯える
【恐怖と不安の違い】
東洋経済より
デンマークの哲学者キルケゴールは不安の対象は「無(む)」であるといっている(『不安の概念』)。
これは日常的な言葉でいえば「何となく不安だ」ということ、あれやこれやの出来事によって不安になるのではなく、じつは何でもないこと(無)が人を不安にさせる。
哲学者 キルケゴール
これに対して、恐怖はある特定のものに関係する、大きな犬が近づいてきた時、地震で大地が揺れる時に起きる感情は、「恐怖であって不安」ではないということ。
大地の揺れが収まればほどなく恐怖はやむ。
しかし、「また地震が起きるのではないか」と思う時に起きる感情は恐怖ではなく不安だ。
特定の日時に起きる地震についての恐怖ではなく、漠然とまたいつか地震が起きるかもしれないと思って不安になる。直近に経験した地震があまりに大きくそのため強い恐怖を感じたとしたら、この不安も大きなものになる。
恐怖と不安のどちらが厄介かといえば、対象がない何となく感じる不安の方だ。そのような不安は本来なくてもいい感情だが、ずっと付きまとうことがあるからだ。
それでは、不安はただ主観的なもので、気持ちの持ちようで解消できるようなものかといえばそうではない、今の世には不条理なことが多々ある、そのようなことがなければ不安を感じることはない。
不条理で理不尽なことがあっても、目を瞑れば不安は解消するわけではない。もっとも不安になるだけでは何も変わらない、ではどう対処すればいいか?
🔻オーストリアの精神科医アドラーは不安の原因ではなく、その目的が何かを考える。
アドラーは、仕事や対人関係のように生きていくにあたって避けることができない課題を「人生の課題」といい、不安はこの人生の課題から逃がれるために作り出される感情であると言う。
言い換えると、不安の目的は人生の課題から逃れることだ。
先にキルケゴールが恐怖と不安を区別しているのを見たが、不安には対象がない。
なぜ不安になったのかと問われた人はその原因を答えるが、恐怖とは違って本来不安には対象がないのだから、持ち出される原因は何でもいい。
不安がこのように何かに引き起こされるものでなければ、何かの出来事に遭ったからとか、何かを経験したから不安になったというふうに因果関係で見ることはできない。
不安があまりに強ければ生きることは困難になる。
病気や災害というようなことでなくても、対人関係に疲れてしまって、人との関わりを避けようと思う人がいる。
これがまさに不安の目的だ、アドラーは次のようにいっている。
「人がひとたび人生の困難から逃げ出す見方を獲得すれば、この見方は不安がつけ加わることによって強化され、たしかなものになる」(『性格の心理学』)
🔶人生の課題に何らかの仕方で一度もつまずかなかった人はいない。
しかし、自分の価値が低く評価されるくらいなら、仕事の課題から逃れようと考えてしまう。そもそも、評価は結果についてのもので、人格についてのものではない。
最初からよい結果は出ない、一度課題から逃げることを覚えたら、以後も逃げるようになる。
その際、不安になれば、不安を課題から逃げるための口実にするようになる。
人生の困難から逃げ出す見方が「不安がつけ加わることによって強化され、たしかなものになる」というのは、こういう意味だ。
🪯 一度逃げると不安は強化される
【不安は怖くない! 見えない不安への対処法とは】
SWI swissinfo.ch
人はいつの時代も「不安」を抱えて生きている、クモやヘビへの恐怖。
閉塞空間でのパニック、原発への不安、将来の金銭面や家族の心配など不安は尽きない。
しかし、仕組みを理解すれば不安とうまくつきあえる。
不安になると、体はどうなるか?
腎臓の隣にある副腎からストレスホルモンのコルチゾールやアドレナリンが放出され、体は緊張状態に突入する。筋肉はこわばり、その筋肉にたくさんの血液を送り込もうと心臓はバクバクし、血圧が上がる。
さらに、肺はより多くの酸素を取り込もうとするので、呼吸が荒くなる、こうして体はとっさに逃走したり、敵に攻撃したりする準備をする。
不安は、特に動物界では生死に関わるほど重要。
「人の場合、今では外敵から殺される危険性は減ったかもしれないが、大昔はヘビやクモを見たら逃げなければならなかった」と、クルスマンさん。
こうした状況にあっては、不安を感じられたおかげで人類はこれまで生き延びてこられたと言っても過言ではない。
また一方で、体は不安に対して時に不可解な反応を見せるときもある。
例えば、人が強い不安を感じた場合、おならが出そうになったり、便意をもよおしたりするなど、危険な状況を回避することとは一見関係ないような現象が起こることもある。
こうした現象が生物学的にどういう意味があるのかは、科学的にはまだ解明されていない。
《時代によって変わる恐怖・不安》
どんなものに不安を覚えるかは、人によってさまざまだ。「興味深いことに、新しい恐怖症は次々と出てくる」と、チューリヒ大学のミハエル・ルーファー教授(精神医学)は説明する。
⚫︎例えば、エイズ恐怖症はエイズという病気が発見されてから出てきた。
⚫︎また、鉄道が発明された当時は、列車のスピードに不安を覚える鉄道恐怖症などもあった。
⚫︎あまり知られていないものでは、本恐怖症、コンピューター恐怖症、人形恐怖症などもある。
♻︎ 文化や国によっても恐怖症の種類は異なるが、「恐怖症や不安症の人の割合はいつも一定」(ルーファー教授)だ。スイスでは、例えば未来に対する漠然とした不安で日常生活に支障をきたしてしまう人の割合は、人口の4~6%、約28万人から42万人いる。
【恐怖・不安に打ち勝つ《起業、新規事業》の始め方】
✅<分からない・知らないの恐怖・不安から脱出する>
① 徹底的に調べる
② 分かるまで調べる
③ 納得するまで調べる
★分からない時は、誰彼なしに頭を下げて「聞く・質問」するのもベストな方法だ。
✴︎以上のことで「分からない・知らない」ことへの恐怖・不安が薄らぐ。
<「行動」は恐怖・不安を打ち消す>
▪️巧遅拙速(こうちはせっそくにしかず)
上手に仕上げようと思ってグズグズするくらいなら、少しはマズクとも早く仕上げよという教訓で、いかに仕事が良くても遅いよりは、できが多少劣っていても速いことには及ばぬというたとえ。
<行動するが勝ち🏅>
🫵 思い悩み苦しんで、恐怖・不安に陥っているよりも……
思い切って「行動」したら、以外と今迄の恐怖・不安は何だったのかとなる😅
先ず行動してみよう!
《行動の名言》
♻️考え込んでる時間があったら何かやればいいんだよ。
何もしないでいるなんてもったいないよ
〜所ジョージ〜
♻️100点は無理かもしれん。でもMAXなら出せるやろ
〜ダウンタウンの松本人志〜
♻️明日はなんとかなると思う馬鹿者。今日でさえ遅すぎるのだ。
賢者はもう昨日済ましている
〜社会学者のチャールズ・クーリー〜
♻️やる気があるときなら、誰でもできる。
本当の成功者は、やる気がないときでもやる
〜心理学者フィル・マグロー〜
♻️種をまかない限り、実はならない。将来、大きな実を実らせたいというなら、
今は思いっきり種をまくことである。
〜アチーブメント株式会社創業者 青木仁志〜
♻️まず走り出せ!問題は走りながら解決しろ!
〜漫画「島耕作シリーズ」〜
♻️迷ったらやる。
〜株式会社GOAL-B代表取締役 AKIO〜
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