わたしのブログに

暖かくなると出てくるキーワード

 

 

 

嫌いです。

大っ嫌いです。本当に無理無理無理無理。。

 

とくにクモ、蜘蛛、あぁぁぁぁぁぁ笑い泣き笑い泣き笑い泣き


ヤツついては、今こうしてキーワードとしてタイピングしている(PCを使ってます)だけでもゾワッと腕に鳥肌が。

 

長く住んだ東京では、春ごろから暑くなるので、部屋の中に出てくる虫との闘い期間は春先~11月ごろと長期戦でした。

 

ではドイツではどうでしょうか。

 

こちらに引っ越してくる前に

「虫・嫌い・駐在妻・どうする?・ドイツ」など

いま考えるとフフッと笑ってしまいそうなキーワードで真面目に検索していたわたくし。

 

当時は思うような検索結果に出会うことができなかったので、こちらに綴ろうと思います。

 

 

まずヨーロッパと言えば日本より涼しい。

では、近年亜熱帯化していそうな日本よりも虫がでないのだろうか??

 

はい、それは違います。

 

出ます!!

 

特に暑くなる季節は

日本にいた時よりも種類が豊富。


まず苦手なクモ。出ます。頻度高い。

カメムシも暑くなるとしょっちゅう。さらに年中季節を問わず、なぜだか大量にテントウムシも入ってきます。てんとう虫=可愛いというイメージが渡独前はあったけど、こうも沢山入ってくると何だか最近は気持ち悪くなってきました。


夜になると蛾。灯りを好むので、薄暗くなってからは窓を開けてはいけません。

ガガンボに、特大サイズの蚊まで。日本のと違って刺さないらしいがフワフワ不気味です。


あとはキッチンにもコバエも。

欧州でコバエは意外と思いきや、結構見ます。

外食に行ってトイレを借りたら、お店のトイレがコバエだらけ(日本人の自分からしたらあり得ないレベルで)というのはよく見かける話で、そんなのを食後に見てしまった日には、そこで食べたことを後悔します。。。


それとショッキングなことには、フラットの共有ゴミスペースではゴキブリまで。

日本にいるような大きめサイズではなくて、小さめの個体です。寒いヨーロッパなのにいるんですね。


そうだ、ハエも家に入ってきます。

一度入るとブンブン煩いし、速いから厄介・・・日本にいた頃はそんなに遭遇しなかったのに、ドイツには多い。


飛ぶ虫としては、蜂も入ってきますね。


当地は蜂が多い国なのだが、日差しある暖かい日に窓を開けていると、これに注意せねばなりません。

うっかり入れてしまっても彼らの殆どは外に出ようと窓辺をブンブン俳諧しているだけだが、こちらからすれば恐怖。

窓を全開にして、なんとか出さなければならないというミッションが発生します。

(注意)外出前にこの事態に陥ると

お出かけがミッションインポッシブルになります・・・

 

さて、小さな虫ならまだしも、なぜここまで入ってくるか?

それはドイツをはじめとするヨーロッパには

網戸がないから

 

そのくせ換気が推奨されているので(部屋の気密性が高く部屋がカビやすい)窓はこまめにあけなければなりません。

 

では、これを防ぐ手段はあるのだろうか。

あります!!

 

戦い方その①

網戸を導入する

 

網戸。ホームセンターなどに売られています。

これを窓枠に貼る方法。


こちらはtesaという定評ある網戸なのですが


我が家では上記Tesaと、まずはドラッグストアdmのPBの商品を同時に購入して、手始めに安価なこちらから試してみたのだけど、網戸を貼るだけでカメムシや蜂などの大物の虫には一定の効果を発揮しました。


しかし問題も。


この網戸の貼り方についての説明書。

お気づきでしょうか。こちらの絵は家の外から窓に貼り付けをしている説明図です。

一階に住んでいる人は余裕なのだろうけど


これをそれ以上の階に住んでいる住人が家の中から行おうとすると、かなり怖い。


あの大きな窓を全開にして、窓の外側に身を乗り出す形で貼るのだ!こんな感じのね。

写真はお借りしています

 

この窓をガバッと開いて、体を乗り出してトントン窓枠にテープと網戸を貼り付ける作業をする。


落ちそうだ!という恐怖の戦い!!

命がけなのです。

貼った後にも落ちるから気をつけて


さらに内側からこの作業を窓の四つの辺にトントン貼り付けていきますよね。最後の四辺目、家の中から貼ろうとするとどうしても手を抜く箇所だけスキマになってしまうのがわかりますでしょうか。

その横の窓が開く構造なら手を伸ばしてできるが、外に向かって体を伸ばす恐怖と戦わなくてはならないのですよね。こーわーいー笑い泣き


結局こういった事情で、我が家でこの網戸が導入されたのはわずかに2か所(泣)

 

現在ドラッグストア製のものは幾つか隙間ができてきて、虫の侵入を許す箇所がでています。

この夏は、正規品TESAのものを試してみたいと考えています。

 

戦い方その②

虫取り網は必須

 

船便に入れて良かったと思ったもの

それは虫取り網です。




プロフィールにも書いてますが、ドイツの駐在妻はキラキラではありません。

私だけ!?

 

夏場は血相変えて、リビングで唯1人。

虫に向かって虫取り網を振りかざしています。


すばしっこいハエや、高いところに出たカメムシもこれさえあれば安心。

 

そしてこれが大事。伸縮性のあるものを買うこと。

これを最大限にすれば高所にも対応。わたしは確かダイソーかキャンドゥかセリアかそのあたりで買ったので、虫に困っている方は探してみてください。

 

虫取り網は、手持ちの先っぽも駆使しましょう。


というのも、ヨーロッパの家は天井が高い。すごく高いので、上の方に出られると難しいのです。

でもこの虫取り網があれば大丈夫。


ここにこうやってガムテープを貼れば、えいやっ!天井を這う虫に対応。

背が低くても、大丈夫


ガムテープは、1回棒の先に貼り付けて、そこに上記のようにふんわり巻いたものを貼り付けます。
そうしないと、天井の虫をくっつけたときにガムテープごと天井に張り付いてしまいますからね。
ガムテープの種類は、粘着力の弱い紙タイプよりもテープタイプのものをお勧めします。

あとは電気ラケットも、夏になるとホームセンターの虫対策コーナーで見かけます。生き物を大切にするドイツ人はあまり使わなさそうですが、わたしの友人(日本人)はこれを大活用していると教えてもらいました。

 

さて、ここまで一気に書いたけど

すごい文字数だっ!

ですが、まだまだ続きます


最後に、ドイツ特有の

あの虫について締めましょう。

 

ドイツではこれが出ます

シルバーフィッシュ

 

出るんです。でるんですよ。

ロンドンでは見なかった

 

クネクネして白かったり黒かったりする、すごい速さで這う虫が。

しかも大きいものは大きい。3センチくらい?

日本名は「シミ(セイヨウシミ)」というそうです。

気持ち悪いので写真は貼りませんが、気になる方は画像検索してみてください。

 

これが、赤ちゃんなのか小さいものまで居て、いろんな大きさのものが出てくる出てくる。

 

日本では見かけたことがなかったから、最初にみかけた時には「ギャー!!」

 

さすがに2年も経つと、赤ちゃんサイズのものはティッシュで潰したり叩き潰したりして駆除できるようにまで成長しました。

 

これらと戦うにはどうするか。

 

ドラッグストアをのぞけば、その対策グッズの多いこと。ドイツの方も困っていることがわかります。

〇〇ホイホイのシルバーフィッシュ版や

中身見るの嫌だから買ったことない。


シルバーフィッシュが食べると駆除できるブラックキャップ系の薬剤なども入手できます。

これは導入してるけど、効果があるのかないのか正直不明。完璧に精神安定剤としての購入です。


 

因みに、いろいろ試してみた結果


洗剤

効果的であることを発見!!!

シャンプーや食器洗い洗剤などで大丈夫。

これをかけると一撃です。

 

ただ、奴はクネクネと動きがはやく、仕留め損ねることも多いので、そこはスプレーを使用。

 

スプレーはこちら、フロッシュのお酢の洗剤が効くような気がしています。


この洗剤の本来の用途は、ヨーロッパ特有のカルキによる水回りの汚れや水垢を落とすもの。

不思議なことにこのスプレーが、シルバーフィッシュをはじめとする他の嫌な虫にもよく効きます。


殺虫剤ではないので、家の中でも安心。何度もリピートしている洗剤です。

 

・・・って、掃除よりも虫の対策用として使用する回数が多い!?


いえいえ、本来の用途としても、なかなか使い勝手よく水回りには欠かせないアイテム。

わたしのマルチアイテム!?として、欠かせない日用品となっています。


以上


長すぎる。書いていて手が痛くなったけれども、読んでくださった方も最後までありがとうございました。

 

暖かな季節を楽しみに待っている反面、この戦いも幕開けかと思うと悩ましい春。


日本で海外で。

今日もどこかで虫との戦いを余儀なくされている全世界の同志たちよ。

一緒に頑張りましょうね真顔笑い

 

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