今週は防災週間ですね。
毎年9月1日の防災の日には
非常持出袋の中身をチェックをしています。
期限が近い非常食や水を入れ替えたり
サイズアウトした子どもたちの下着や靴下を交換したり・・
どうしても今はコロナの感染予防対策に気を取られますが
いつ起こるかわからない自然災害への備えも必要です。
ということで、今回は7月に開催した
市連合PTA校外生活指導委員会研修会
【必ず発生する地震への備え】について書かせていただきます!
私がPTA役員になって
村岡先生は、自然災害に対して
個人で継続的に行う備えのあり方や効果、
防災啓発・減災啓発を専門に活動されており
小・中・高の学生や大学生、一般市民向けの講演会や
ラジオの防災啓発番組に多数出演されてみえます。
さてさて、
この研修会の目的ですが、
大地震発生に備え、大切な子どもたちのために
防いであげられる危険、守ってあげられる安心を
各校の代表の方にお集まりいただき、皆さんで一緒に考えてみよう!
というものです
軽快なトークで、防災の講話をしてくださる
村岡先生。
ときどき、私たちに熱く問いかけながら!!!
「あなたは防災をいつする?いつまでにする?」
「防災で手に入れたい結果は?手に入れたくない結果は?」
「あなたが防災に取り組む目的は?」
などなど
防災って
「災いを防ぐ」って
書きますよね~
その本質を村岡先生と一緒に確認していきます・・・
その後、各校1~2分くらいで
各単位PTAの防災に関する活動状況をご報告いただき情報交換。
そして、各会場で3密を図りつつ、グループワーク事例検討!!
「プライベート(自宅)編」と
「公共空間(通学路)編」で
それぞれ村岡先生が検討内容をご準備くださいました。
皆さん、
・その場における災い
・親として望む理想
・登場人物
・親としての取り組み
・PTA組織としての取り組み
について
真剣に話し合ってみえましたよーー!!
そして、村岡先生が私たちに一番伝えたかったのは
「ここが危ないっ!という
眼鏡を持つこと」
防災に対する意識を高くするだけでは意味がない~!!
私たちは通りを歩いていて
そこにブロック塀やレンガがあっても
電柱や看板、倒れそうな古い家屋や
壊れかけたカーブミラーがあっても
何も見えてない
というか、
危ないと感じてないですよねぇ~。
災いを防ぐとは
そういった危ない箇所を洗い出して
今のうちに何をすべきか?
考えて行動に移すいうことでもあるんですね~。
いろいろ防災への取り組みを見つめ直すことができました!!
親として、PTA組織として
これから的を射た行動をしていきたいです~!
そして後日、皆さんからのアンケートを持参して
村岡先生に直接お礼に伺いました♪
そもそも、何故この地震をテーマに選んだかというと、
私自身が大阪北部地震を経験しまして・・
あれは、子どもたちの登校中でした。
私の住んでいた福島区は震度5、相当の揺れを感じました。
ほんの数分の出来事でしたが、揺れが止まってすぐ、
集合場所にいた子供たちの安否を確認しました。
子どもたちは駐車場のフェンスをしっかり握ってしゃがみ込んでました!
その後、登校。
しばらくは安全が確認されるまで全校生徒が校庭で待機していました。
とりあえず、何事もなくてホッとしたのですが
近所では古い家屋が倒壊したり
電柱が倒れて停電になっていたり・・
あと、その日のニュースで、高槻市で学校のブロック塀が倒壊し
児童が巻き込まれたのを知って・・
果たして地震の瞬間のわが子の対応、
地震後の学校側の対応はこれであっていたのだろうか?
・・ずっとそんな疑問を持ち続けており
この機会にそれを解消したいと思ったのでした~!!
で、研修会のなかでも
その答えが見つかったのですが、
うちの子の場合、「結果論としては正解!」だそうです。
強い揺れに耐えるためにフェンスにしがみついた。
そして上からは何も落ちてこなかったし、何も倒れてこなかった。
結果、それでよかった。
と、村岡先生から言われ・・
なーんかスッキリしないですよね~
結果論なんで・・(^^;)
じゃあ、どうなのかというと
地震の強い揺れを感じたら、1秒2秒でまずは安全な場所に飛び込むこと!
その上で、何かにしがみついたり、しゃがみこんだりしながら揺れに耐える!
瞬時に判断することが必要なんです!
なので、普段から安全を確保できる場所を知っておくことが大切なんですね。
家の中でもそうですし、通学路でも同じことです。
だんだん、今自分が何をすべきか
子どもたちに何を伝えていくべきか
村岡先生のお話を聞いているうちに
見えてきましたよー!!!
子どもたちを守るためには
まずは意識改革から~
そしてさまざまな教訓に基づき、先送りせずに実践することで~す
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