発達凸凹アカデミー
伊藤真穂です。
次男しんちゃんは、
支援学級に通う小4です。
マスクが必須の毎日。
しんちゃんの課題は、
マスクをお口に入れてしまうこと。
学校のあと学童に行ってますが、
毎日4枚は必要です。
元々、気持ちを落ち着かせるために、
タオルを口に入れる習性があります。
1,2年生のころは、
バスタオルを持参して、
辛い時はくるまる。で落ち着いていました。
(たまにカミカミしても許されていた)
3年生になって、
みんながイヤがる、という理由で、
この精神安定剤を『タオルを噛んだらバツ!』とされました。
すると、
だんだんと落ち着きをなくし、
トラブルが増え、
最後はお友達に噛み付きました。
菓子折り持って、
2人で謝りにいったのはコロナ前の話。
そして、
昨日の連絡帳に新しい担任の先生から
『マスクを噛むのは、バツです!
と伝えています。
おうちでもご指導願います。』
と、書かれていました。
慌てて、
・しんちゃんにとっては安定剤であること
・以前、安定剤を失いトラブルが起きたこと
・ただでさえ新しい環境でストレスを
感じているのに、バツを増やしたら
またトラブルが起きるかもしれないこと
ただ、
・私も衛生面で気になってたこと
・何か代替え案を考えてみること
を、お伝えしました。
新しい先生は、
『理由があったんですね、、』と、
すぐに理解してくださいました(涙)
ありがたいので
私もなんとかせねば!と思い、
作ったのがこれ↓
片栗粉を入れた風船。
絶妙なにぎり心地で、
私もいつまでも握れる。
めごちゃんに教えてもらいました。
しんちゃんには事情を説明し、
カミカミしたくなったら、
これをにぎにぎしてね。
と伝えました。
わかった、と言って、
ちょっと、
にぎにぎしてみてました。
寝る前にも、
いつもはタオル噛んでますが、
にぎにぎしてました。
帰ってきたパパに、
『これ、マスク噛まないように』って
嬉しそうに見せてて、
ちゃんとわかってくれたんだーと、
感激。
学校ではこれをカミカミする気もしますが、
まずは試してみないことには、
わかりませんね。
こちらの手作り『にぎにぎ』、
作り方は簡単・・・
でもなかった。
用意するもの。
・風船
・片栗粉
・助手
風船に片栗粉入れるだけですが、
風船の口を開く人と、
片栗粉を入れる人が必要です。
長男と粉だらけで格闘しても、
ちょっとしか入れられなかったので、
こんなミニサイズになってしまいました。
さて、
明日学校に持っていきますが、
どうなることでしょう。
しんちゃんにとって、
新しいお守りになるかな?
ならなかったら、
また別案を考えるまでです。
子どもの行動には意味があるということ。
◎代替え案を考えてみること。
そんなお話でした。
<2021年8月追記>
すごく前の記事ですが、
たーまに読んでいただいている方がいらっしゃるようなので、その後を追記しておきます。
結論からいうと、
今はまったく噛まなくなりました。
1枚で1日で大丈夫になりました。
2020年3月から始まったマスク生活。
「あれ?最近もたせる枚数が減ったなー」と感じたのは、
その年の終わりぐらいでした。
上記の対策で、一度はうまくいきました。
でも、ストレスがたまると噛んでいました。
無意識にやっているので、
注意してもダメだし、
注意すればするほどそれがストレスになって噛んでいるようでした。
長い時間がかかりましたが、
「噛んでいることに注目しない」ということで、
噛まなくなりました。
思えば、
私が「やめなさい、噛まないの!」と言っている間は、
ずっと噛んでいた気がします。
マスク生活もいつまで続くかわかりませんが、
もし困っている方の参考になればと思い追記しました。
2021年8月
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