こんにちは。

発達凸凹情報サイト 管理人の伊藤真穂です。

 

 

しんちゃんは見かけは5歳時だけど、

言語力は1歳児レベル。

 

先日いつも行く公園で、

砂場で女の子とママが遊んでいた。

 

女の子のシャベルを、

借りたかったしんちゃん。

 

小さい声だけど、

『かして』は言えた。

 

女の子は貸してくれた。

 

しんちゃんは嬉しそうに、

それで遊びはじめた。

 

そしたら、

その子のお母さんが、

 

『ありがとうは?』

と言った。

 

しんちゃんには、

ちょっと難しい。

 

 

黙って見てたら、

 

『ねぇ、ありがとう、言えないの?

おばちゃん、

そういうところは厳しいの。

 

ほら、借りたらまず、

ありがとうでしょ?

 

お兄ちゃんなんだから。』

 

しつこく迫る。

 

うちの子みたいなのは、

 

『言いなさい』とか言われると、

混乱してますます言えなくなる。

 

しんちゃん、

不穏な雰囲気を察知して、

 

ささっと返して、

 

反対側にいた別の親子のほうに、遊びにいった。

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

『自閉症』というと、

 

目を合わせない、

人と関わらない、

 

そんなイメージがあると思う。

(自閉という漢字のおかげで)

 

うちのしんちゃんは、

”自閉症”とつくけど、

 

人が大好きで、

友達を見つけると、

 

『いっしょにあーそーぼー』と踏み込んでいく。

 

走っている子がいれば追いかける、

同じぐらいの子が集まってると輪に入っていく。

 

そーゆーことがわからないのも、

特性のひとつなんだけど、

 

変な目で見られることは、

よくある。

 

話しかけれても無視するし、

 

名前を聞かれても、

年齢を聞かれても、

 

答えられない。

 

小さい子のお母さんは、

子どもをかばうように、

そっといなくなったりもする。

 

もちろん、

いいお母さんもたくさんいる。

 

『一緒に遊んでくれてありがとう』と、

感謝してくれるお母さんもいる。

 

 

たぶん、

私たちみたいに、

ここまで外にいる親子は、

珍しいのかもしれない。

 

みんな、

こういうのが辛くて、

 

誰もいない時間を狙って公園に行ったり、

人目のつかない場所で遊んでいるかもしれない。

 

実は、私たちも、

春休みや夏休みは、

 

そうしている。

 

いつも行く公園は、

長男とその友達や後輩が常にいるから、

 

私たちも、

なんとかいられるけど。

 

彼らが居ない時は、

やっぱり居づらい。

 

 

 

世の中に、

これだけ発達障害という言葉が出回ったとしても、

 

現実はまだまだ、

こんなもの。

 

これからもっと、

身体が大きくなったら、

 

いろんなことが、

あるんだと思う。

 

その公園のママたちを責める気はない。

 

私だって、

知らなかったら、

 

同じように思うから。

 

しんちゃんおかげで、

長男の友達でちょっと困った子も、

 

いろんな角度から、

見てあげられるようになった。

 

知らなかったら、

 

『親がちゃんと見てないんじゃないの』って思ってた。

 

だから、

普通のお母さんを、

 

私は、責めることができない。

 

『うちの子は自閉症なんです。そんなこと言わないでください!』とか言う気も、さらさらない。

 

とりあえず今は、

ひたすら謝る。

 

公園、

駅、

お店、

電車・・

 

いろんなところで、

私はただ謝っている。

 

 

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でも、

子どもの将来のため、

 

後に続く同じような子たちのため、

 

謝る以外に、

できることがあるんだと最近思う。

 

こうやって、

いろんなことを、

 

ちょっとづつ

発信していくこと。

 

今すぐに世の中は変わらないけど、

いつかきっと、

 

『お話、できないのね』って、

 

わかってもらえる日が、

くるかもしれないから。

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

今週になって、

Facebookページに1,000いいね!がつきました。

 

 

FBの仕組み的には、

 

1投稿すると平均3,000人近い方のフィードに表示される、ということになります。

(これは記事ごとのいいね!の数にもよります)

 

 

3,000人近い方に、

 

『発達障害』とか

『発達凸凹』とか、

 

そんな言葉を目にしていただく機会ができた。

 

ということです。

 

いいね!してくだった方、

本当にありがとうございます。

励みになります。

 

さらに今週から、

週刊誌AERAで『発達障害』の特集がスタートしました。

 

詳しくは悦子さんの記事を♡

『週刊誌AERAに載ります!』

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

こうやって、

 

『実は悩んでいるママがいる』ってこと。

『困っている子どもがいる』ってこと。

『助けてくれる人がいる』ってこと。

 

まずは知ってもらうことからなのかなって、思います。

 

 

そうこうしているうちに、

しんちゃんが大きくなっちゃいそうだけど^^

 

悲しい思いも、

悔しい思いも、

 

1つ残らずムダにしないで、

明日へのエネルギーに変えていこうと思います。

 

引き続き、

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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『子どもの発達を学びたいママのための 発達凸凹情報サイト』

 

 

 

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