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臥龍山登山を中止にして巨樹巨木めぐりに変更しましたが、最後に訪れた天狗シデを紹介します。

天狗シデ...どんな木だろうかと興味が湧くと思いますが、貼付した写真のように異様な樹形をしています。
最大で幹周りは3mですから、それほど太い木ではありませんが、何よりもこのグネグネとした枝の伸び具合が異様で無気味にも思える木です。

イヌシデの変種でこの場所(広島県山県郡北広島町:旧大朝町)でしか見られず、国指定の天然記念物になっています。

今回は紅葉を見ようと思ったのですが、葉っぱが結構傷んでいるのであまりきれいではありませんでした。
葉っぱが生い茂る夏に訪れるとより一層不気味さが増し、葉っぱのない冬に訪れると樹形の異様さが強調されます。写真は7月のものです。

この様な樹形はカキノキでも見られますが、これほどグニャグニャしたものは他になかろうと思います。