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まだまだ慌ただしい日々ですが、息抜きを兼ねて(笑)季節の花の紹介をしたいと思います。
もう山は秋の花が結構咲き始めているようなので、どれから紹介するか悩むところですが、一番普通に見られる花を紹介しましょう。

今回は、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)です。

山に入れば普通に見られる花で、早いものは8月から咲き始め、遅いものは11月でも咲いていることがあります。
別名アワダチソウ(泡立草)ともいい、小さな黄色い花をたくさんつけることから、それを泡が立っている様子に見立てたようです。
アワダチソウでピンと来られた方も多いと思いますが、秋の花粉症の元凶だと(誤解されて)思われている帰化植物のセイタカアワダチソウの仲間です。セイタカ~についてはまた記事を書きますね。
先日立山の室堂でも見ましたが、ここの場合はミヤマアキノキリンソウという高山型のアキノキリンソウです。他にも変異というか種類があるようです。

さて、この花は普通すぎて敢えて写真を撮らなくても良さそうなのですが、時々鮮やかで形がよいものがあるので、毎年ついつい撮影してしまうという魅力的な花なのです。
たくさん密集して咲いているものもきれいですが、少ししか花をつけていないものも可憐さがあって良いものです。

特に探そうと思わなくても見つかる花ですから、ちょっと気に留めて見てやって下さい。