今日、インターネットで新聞を読んでいると、ちょっと目にとまる記事がありました。

YOMIURI ONLINE (読売新聞)
【桜の周りに…民間霊園で初の樹木葬墓地】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050726i507.htm

要約すると、墓石の代わりに桜の木を植えて、その周りに埋葬するという樹木葬を行う初の民間の霊園が登場したとのこと。説明会には毎回30~40人訪れているそうで、自然に帰りたい、石の墓には入りたくないという声が聞かれるそうです。

そういえば私のホームページの掲示板に、海へ散骨する人を募集する投稿が以前ありました。
自然に帰りたい(還りたい...かな?)という意見をお持ちの方は結構おられるようです。
桜の木に多いのですが、墓標として木が植えられることは昔から行われており、巨樹巨木となった木が今でも残っています。

大きな木、老樹には神聖で冒しがたい雰囲気が漂い、そういった木を訪れると、「気」というか不思議な力を感じるものです。別に霊感がある訳ではないのですが...

どんなお墓に入りたいか、弔われたいかは個人の自由ですから、その是非を論ずるつもりはありません。
ただ、自分について考えるなら...どうだろう?死を意識しない(しようとしない)年齢だから、よく分からないというのが正直なところです。

このブログでも巨樹巨木をいくつか紹介していますが、畏敬の念を感じるこのような木々のそばで葬られるのも良いような気もします。

ただ、ちょっと引っかかるのは、「業者」が用意した木という点でして...

さて、皆さんはどうお考えでしょうか?
(宗教勧誘のブログではありませんよ~...笑)