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梅雨があけ、いよいよ夏本番という感じですね。
外の仕事をしていると、強い日差しとムワァッとする湿度に参ってしまいそうです(^^;
まぁ、毎年のことなので、キツイなりにも体は順応してゆきますが...

さて、夏になると緑がより濃くなりますが、田んぼや畑のそばの道を通ると、緑の中にスーッと直立した濃いピンク色の花を見ることがあります。

その花が今回紹介するネジバナです。

ネジバナ...名前の由来は、写真を見てもらえば分かるとおり、花がねじれる様にして咲くことから来ています。ねじれ方は、右巻き・左巻きの両方があります。

ひとつひとつは小さな花ですが、よーく見ると、唇弁(貼付の写真では分かりづらいですが、中央にあるベロみたいな花びらです)というランの特徴が見られます。そう、この花はラン科の植物なのです。

日当たりの良いところに生育し、全国的に見られる身近なランの花です。
ランというと胡蝶蘭、エビネなど高価な花という印象がありますが、身近なところにこんなかわいくて鮮やかな花が咲いています。

時々小さな群生が見られますが、単体で咲いていることが多いような気がします。
鮮やかですが、小さく、他の草に紛れて気付かないことがありますが、散歩をする速度で歩いていると不意に見つかったりします。
全国区の花ですが、見つかる数は多くないので、見つけると嬉しい夏の花です。