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梅雨明けもあと1週間くらいでしょうか。
時々スコールのような大雨が降りますが、全体的にジメーッとした感じが続く最近です。

梅雨に似合う花と言えば紫陽花が代表格ですが、ヤマアジサイやガクアジサイには装飾花と呼ばれる、花びらのようなものが周りにつきます。普通の紫陽花は両性花が装飾花に変化したものだそうです。

さて、こうした装飾花がつくのは紫陽花ばかりではなく、この時期渓谷や谷筋で見られるギンバイソウ(銀梅草)もそのひとつです。

貼付の写真はまだつぼみの段階で(ピンぼけですけど)、10個以上の花が球状に集っています。
つぼみが開くと梅のような形状の大きな花をつけ、装飾花を周囲に散らばらせるように伸ばします。
背も高く、1mまではいきませんが、その程度に大きく育ち、小規模な群落を形成しますので、花の頃はとても豪華です。

また、葉っぱの先が大きく切れ込むので、花の時期でなくても同定が簡単な花のひとつでもあります。

なお、名前が濁点の有無だけの違いというキンバイソウ(金梅草)とはまったく別の種類です(笑)
花の名前には「梅」が付く場合が時々ありますね。

(2005年7月16日追記)
花の咲いた写真がないので、咲ききった後の写真を貼付します。