中には絞め殺されて枯死する木や、蔦の方が枯れて、木にその跡が螺旋状についていたりします。
今日は絡む花の中から、今の時期咲いているイワガラミを紹介します。
一見、紫陽花のように見えると思いますが、これがイワガラミです。
よく似た花にツルアジサイがあり、これも木に絡みついて高く這い登ってゆきます。
相違点は装飾花（外側の白い花びらに見えるもの）が一つならイワガラミなので、見分けは簡単です。花のない時期は鋸歯の多い少ないで判断しますが（少ない方がイワガラミです）、他の蔓性植物もありますから、花のない時期に分かるかどうかは自信がありません（＾＾；
イワガラミは木にも絡みつきますが、その名の通り岩にも絡んでいるときがあります。
蔓性の植物は大変生命力が強く、ちょっとやそっと抜いた程度では枯死しないので嫌われるのですが、こういうきれいな花が咲くのなら好きになれそうです（イワガラミは町中では自生していないのですが）。
うちの会社の資材置き場にも蔓性植物が生えていますが、根っこから引き抜いたと思っても、いつの間にか何メートルも伸びています。きれいな花が咲くのならそのままにしておくのですが．．．