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シャクナゲの咲く時期なので、この花を目当てに鎌倉寺山に登ってきました(5/14)。
鎌倉寺山は、広島市安佐北区にあり、標高613m(登山口は標高176m)、岩登りが出来る山としても知られています。

南の牛岩登山口から登り始め、ノリウツギ、コツクバネウツギ、ミツバツツジなどの花を見ながら急坂を登ります。やがて岩場コースと普通コースに分かれますが、岩場コースを選びます。腕力に自信のない女性にはつらいコースですが、注意を怠らなければ登ることが出来ます。
急なところを登っているので息はあがりますが、展望が得られるところでは絶景が広がります。
カマツカ、ウラジロノキ、ホオノキ、シイノキ(コジイかな?)などの花が見えます。
(写真が出来たらどんな花か紹介します)

急坂を終えると南峰に到着し、次のポイントの十畳岩に向かいます。ロープを使わないと降りられないところなどがありますので注意して進みます。サルトリイバラの青い実が見え、葉っぱも青々としています。秋になると実が赤くなり、リースなどに使われます。サルトリイバラというと広島では柏餅の葉っぱとして知られ、「かたら」という方言があります。

尾根道を進み、十畳岩、槍ヶ峰、権兵衛山とアップダウンを繰り返しながら登ってゆきます。ロープを垂らしている所が数ヶ所あります。展望は権兵衛山で終わりで、後は樹林の中に入ります。

登山口から約3時間半で鎌倉寺山に到着。写真を撮りながらでなければ、2時間半くらいでしょう。

山頂に近づくにつれ、今日の目的のシャクナゲが増えてきます。今日は時期がちょうど良いようで、蕾も残っていて視覚的にも写真的にもgoodでした。
(貼付は別のところで雨の日に撮影したシャクナゲです。フィルムカメラなのでご容赦を)

この山はシャクナゲで有名なので多くの人が登って来ています。登山道は広くないのでロープを使うところは渋滞しているでしょう。人が来ない早い時間帯に登るのに限ります。(^^;

山頂でお弁当を食べ、別のルートを約1時間で下山します。駐車場に着いたら車が15台!!!他の登山口にもいるはずだから、山の上では渋滞が起こっていることでしょう。やれやれ...

今日のルートだと行程が長いので、初心者の方には辛いと思います。
岩場はコース取りを考えないといけないので、山に慣れた方と同行したほうが良いでしょう。岩場で「怖い」と思ったら、引き返して普通コースに戻りましょう。無理をして怪我をしたらばかばかしいですから。