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ゴールデンウィークが終わったというのに、まだその時のネタを書き続けていますが、ついに今回が最後となります。

十川の鯉のぼりの渡しを見た後、最後の目的地「地吉(じよし)の夫婦杉」に向かいます。
この夫婦杉は同じ十和村にあり、この村のシンボル的な杉のようです。

国道から離れ、夫婦杉の案内に従って狭い道を15分進むと神社に到着。途中、川に鯉のぼりの渡しをいくつかしてありました。

夫婦杉の名の通り2本の杉がありますが、
(夫)樹高60m、幹周り8.35m
(婦)樹高55m、幹周り4.75m   樹齢は700年から800年とのこと。

スギは樹高の高い樹種の代表格ですが、60mというのはトップクラスです。ひょっとしたら日本一かもしれませんが、こういうデータは間違っている場合がよくあるので断言は出来ません。
樹高を正確に測るのは難しく、周囲がよく開けていれば三角測量(タンジェントとか)が使えますが、森の中にあると使えません。サルに紐を持たせ天辺まで登ってもらえれば正確な数値が分かりますが...(笑)

しかしながら、高いというのは間違いなく、幹周りも太いので本当に堂々としています。
神社などではこの夫婦杉のように根元を近くにして植えている場合が多く、根や幹が融合している例が多いように思います。夫婦は土台が一緒ということでしょうか(^^;

夫婦杉を後にしてあとは帰るだけです。
帰る頃になって雨がやみ、「やむなら早くしてよ」とお天道様に愚痴をこぼしながら帰路につく。
途中道の駅でソフトクリームを食べ、近くの酒屋さんでピーチワインをお土産に購入。アルコール度数の低いジュースのような感じのワインでした。

連休だからいつもつきものの渋滞をかわそうと裏道を選んだら道に迷ってしまいました。簡単な地図しかないのに”裏”を選んだのは無謀だったかな?しかし、あちこちの人の行かない山に行っているお陰か、現在地の把握は比較的早いので、リルートはバッチリでした(ほんの少し自慢)。

2日目は雨に遭いましたが、新緑の渓谷、美しい海、見事な石垣、雄大な流れ、巨樹と、たった2日でしたが、バラエティに富んだ旅行が出来て満足しました。今度はどこに行こうかな(笑)

今回で「四国の西南をうろちょろ」も終わりです。
長い期間読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m