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翌日は四万十川周辺をうろちょろする予定になっており、遊覧船と川を渡る鯉のぼり、巨樹を2箇所まわってから帰広することにした。
しかし、週間天気予報どおり明日は雨、降水確率70%...(-_-;

翌朝、ささやかな期待を込めて(笑)テレビの天気予報を見る。
やっぱり前日の天気予報どおり雨...降水確率70%...山間部だから100%だ。
しかし、ここまで来てただ帰るだけというのはもったいないので、予定通り四万十川に向かう。

四万十川というと=中村市というイメージなのだが、市町村合併で四万十市になっていた。

まず遊覧船を乗りに行く。
旅行会社のツアーなどで行くと、ほとんど海に近いところで遊覧船に乗るそうなので、いくらか上流に向かい、勝間沈下橋そばの大川観光というところで遊覧船に乗る。一人2000円...せめて1000円になりませんかねぇ~(笑)他にも遊覧船を出しているところはあるが、まぁ同じくらいの値段だろう。

(沈下橋と遊覧船の写真を添付します)

雨のせいかお客さんは他におらず、我々家族だけの貸切状態になった。お昼は(頼んでおけば)食事が出来るらしい。
川岸にはキシツツジ(岸躑躅)がきれいに咲いている。望遠で撮影するが、船の上からはブレて写真にならない。
このところ雨が降らないので川の水が少なく、通常の航路を運行できないということで、多少狭い範囲をゆっくりと船を進めてもらった。
沈下橋の下をくぐったりしながら50分ほど遊覧を楽しむ。雨が強く降っているので写真を撮るのは難しいが、雨の四万十川というのもそれなりに情緒があってよい。

「なかなか良かったなぁ」と船を下りると土砂降りの雨...遊覧船は屋根つきなので中は快適だが、外ではお天道様か誰かがバケツをひっくり返したようだ。傘をさしてもズボンや靴はずぶ濡れになった。

車のヒーターで服を乾かしながら更に上流に向かう。
スダジイかコジイか分からないが、山にモコモコッとしたシイノキの黄色い花がたくさん咲いている。あれが花だと思った人はどれくらいいるだろうか?たぶん新芽だと思った人が多いだろう。

4月から5月にかけていろいろな木の花が咲くので、注意してみるとおもしろい。桜やコブシのように明らかに花だと分かるものもあれば、「これ花?」というようなものもある。

強い雨が降り続く中、次の目的地、日本一のモミ「新玉様のモミ」を探しに向かう。

(つづく)