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連休も半ばに入りましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
私は30日から四国の西南地域を巡ってきました。
滑床渓谷、西海の海中展望、外泊の石垣集落、四万十川遊覧、日本一のモミ、こいのぼりの渡し、地吉の夫婦杉と2日をかけて見てきました。一度に書くと長くなるので小分けして書いていきます。

まず、呉市阿賀港からフェリーに乗って愛媛県堀江港に渡り、松山ICから高速に入り西予宇和ICで下り、宇和島を経由して松野町の滑床渓谷へ。

滑床渓谷は日本の滝100選に選ばれた雪輪(ゆきわ)の滝があり、これが目当て。
起点となる万年橋から川沿いに探勝路を進む。

滑床(なめとこ)の名があるとおりナメラ滝が多く、大きな岩の上を緩やかに流れる姿はやさしくもありスケールの大きさが感じられる。こういった緩やかな流ればかりかと思えば、巨大な岩がゴロゴロ転がっているゴーロがあったり変化に富んでいる。

シハイスミレ、タチツボスミレ、ヒメレンゲなどの草本の花だけでなく、ヤマザクラ、ツバキなどの木本の花も咲いていた。ヤマザクラは散り始めで、花びらがサラサラと優雅に舞ってきれれいだった。
カエデの大木も多く、今の新緑も良いが紅葉も素晴らしいのではと思う。

三筋の滝、鳥居岩、河鹿の滝、出合滑、遊仙橋、百岩などを経て目的の雪輪の滝へは万年橋から45分。

見上げんばかりの垂直かとも思える巨大な岩を、水が緩やかに流れ落ちている。正確に言えば緩やかなはずはないのだが、水量が少ないのと、水が流れ落ちる岩が大き過ぎて”緩やか”という印象を覚える。
今まで見た100選の滝の中では、水量がないので迫力はないものの、自然の雄大さを感じる滝だった。

20分ほど先に進み千畳敷で休憩しここで折り返す。

滑床渓谷は大きな渓谷なので、全てを見るつもりなら丸1日は必要だろう。山登りと組み合わせることも出来るので、季節やコースによっていろいろと楽しめる渓谷のようだ。五月中旬にはシャクナゲが咲いているらしい。
森の国ホテルという雰囲気のよいホテルが入口にあるので(予約が取れないらしい)、そこを起点にじっくりと歩きたい渓谷と感じた。

フィルムはまだ現像に出していないので、(別の場所で撮影した)ヒメレンゲの花を添付します。ちょっとピンぼけですが(^^;