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桜は日本人に最も愛されている花の一つですから、各地に桜の名木が残っています。
根尾谷の淡墨桜、山高の神代桜、三春の滝桜が日本三代桜として有名です。

さて、我ふるさと広島県にも桜の名木がいくつかありますが、今回紹介するのは「下領家のエドヒガン」です。

市町村合併で庄原市になった旧総領町にあり、幹周り6.4m、樹高16m、樹齢500年以上という広島県最大のエドヒガンです。いわゆる”桜”としても最大のものです。県指定天然記念物でもあります。

説明看板には全国第5位のエドヒガンとありますが、この樹より大きなエドヒガンは4つ以上あるので正確な順位は分かりません。しかし、サクラ属としては抜きん出て大きなものと言って良いでしょう。

ただ、残念なことに台風の影響で枝が落ち、樹形としては寂しい感じです。
貼付の写真は3年前のものですが、今年見に行ったところ更に枝が落ち、満開にもかかわらずもっと寂しい姿になっていました。樹勢の回復を願うばかりです。