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お花見シリーズ第3弾は、「湯戸のモチヅキザクラ」です。

この桜は広島市佐伯区五日市町にあり、幹周り3.1m、樹高18mの巨木です。
広島市の保存樹木に指定されていますが、知名度はあまりなく、今のところ画像をupしているのは私ぐらいです(個人としては...ですけど)。

モチヅキザクラという樹種はあまり聞いたことがないと思いますが、ヤマザクラとエドヒガンの自然交配種とのことです。

エドヒガンのように枝垂れは見られず、スッと立って枝を張り出す姿はヤマザクラっぽく、
葉より花を先に出すのはエドヒガンの特徴で、花も小さく白っぽいのもエドヒガンの血を引いているようです。

他のところのソメイヨシノは満開でしたが、この桜は5分咲きといったぐらいで、やや開花が遅れる樹種なのかもしれません。