彼は４０代で、直には１度しかお会いしていないのですが、とてもエネルギッシュな方でした。
重い病気と闘いながら、細見谷の大規模林道化を防ごうと奮戦しておられました。
昨年倒れられ、活動には参加できなかったのですが、彼が基礎を作ってくれたお陰で反対の輪が広がり、よく新聞にも取り上げられるほど注目を得るようになりました。
私自身はたいした貢献も出来ず、掲示板に環境保全検討委員会の傍聴者の募集があるとか、傍聴に行ってこういうことが話し合われたとかの報告をしている程度で、低いレベルでしか関わっていませんでした。
是非とも彼に、大規模林道化が阻止され、我々の子孫のために宝を残すことが出来たと報告したかったのですが、もはや叶わぬ夢となりました。
５年の間闘病生活を送られ辛かったことと思います。これからは天国で安らかにお休み下さい。
季節は違いますが、細見谷の渓畔林の写真を彼への追悼を込めて貼付します。