少し前に、所用で大阪の天王寺に行った時、
ふらっっと 某デパートに立ち寄ってみました。

そこに『占いの館』のようなテナントのお店があったのですが、外からも見えるオープンな造りで、占い師の方が数名、鑑定を受けているお客さん、順番待ちのお客さん。
外看板のキャッチコピー、価格表・・・

流行ってる・・・
しばらく観察してしまいした


【空間】
建物に使う色は定番の黒か深赤。。
シャンデリアと間接照明の陰影がミステリアスな異国世界。


【ブースのつくり】
テーブルは真っ黒のベロア風の布を覆い被せ、中東風のデザインの織物。
横脇には 年季の入った仕事道具、水晶、虫眼鏡、ペンライト、ボロボロの早見表⁈、カード。
邪魔しない程度のPOP
お香の香りが立ちこめます。


【ファッション】
目に見えないものを導く占い師のファッションは?
・・・派手です。
銀座の母、細木数子風にキラキラ光ってます。

服のビーズが照明によりキラキラ反射されていたり、ネックレスも嫌味がない程度に光ってます。
ゴールドのネックレスやロングパールの重ね着け、アフリカ調のネックレス(石・銅)
アクセサリーの他、ターバン、眼鏡、
なぜか紅い口紅⁈

見た目だけでも 圧倒される迫力感を目の前に
お客さんは自然に『聴く』体制が整えられる。
のか? 


イメージって大事なんだなぁと。

【占い師 平均年齢】
その館で鑑定している占い師の方は、
見た目40代後半〜70代くらい
年齢が上に行けば行くほど貫禄が違いますね、、

【お客さんの傾向は?】
100% 女性客
20代の方も多し。
恋愛の悩みなのか 若い占い師さんを選ばれている方が多い。

人生半ば過ぎた40代前後の方は、
人生の大先輩でもある60〜70代のベテラン占い師に委ねるようです。
家族や仕事の人間関係など相談されているのでしょうか。

そんな風にジーっとジーっと見ていたらば、
見ていたらば、

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『いらっしゃい〜』
と店の奥から手招きをするベテラン占い師の女性


銀座の母のように怒られそうな雰囲気。
そりゃ若い子は選ばないよなぁ〜

ど、どうしよう。。
視察です!とは言えず、、、
そのベテラン占い師の前に座りました。

10分 1000円だそうです。
延長も可能だとか。

正直 10分で何が分かるの?
という本音を控え、
『では 仕事の将来性をみてください』
とお願いしてみました。


70代のベテラン占い師の方は、
私の顔をジーっと覗き込みます。
(顔相⁇)

ものすごく低い 低音の声が響きます
『生年月日と名前は?』
和紙に筆ペンでサササーっと書き終えた直後、
直ぐさま手相鑑定に入る
『ハッキリしとるなぁ〜 ⚪︎⚪︎出とるわ
せやけど⚪︎⚪︎やなぁ、、』


なるほど、、妙に納得したところで あと7分くらい。
次に 九星気学鑑定に入りました。
手相と繋げての裏付け?
紙に読めない漢字が並びます。
とにかく早っ!
この風景だけでプロなんだと認識。
『3年後にこうなるから』
『今あなたに足りないものはコレ』
『どんだけ向いている仕事でも頭打ちがくんねん。。次せなアカンことは⚪︎⚪︎やで』


よくもまぁ、私の仕事見たこともないのに
長年見てきたかのような言いっぷりやな、、

でも、、間違ってないなぁ、、モヤん





あと2分、、
どうするんやろ?

出ましたカード1枚引き
『今年は、あんまり手を広げ過ぎんときやー』


お代は1000円也


10分という枠の中で極める職人技を見た感じでした。

消化不良かって?
もちろんですよ、、、
ならば延長すればよかったのに、、
『延長してください』の言葉って
意外にも高い壁だと知りました。


ベテラン占い師は なぜベテランなのでしょうか?
自分で自分の人生を変えていく行動力を促せるからではないかな?と感じました。



女性が占い好きな人が多い理由
 ・断定的な物言いを好む傾向
 ・示してくれているような気がする

男性が占い嫌いな人が多い理由
 ・断定的な物言いを嫌う傾向
 ・指図されているような気がする